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ワインツーリズムやまなし2015~矢作洋酒

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この甲斐ルートには、「日本で作っている、世界で認められた凄いワイン」って文脈だとほぼ確実に引き合いに出てくるサントリー登美の丘ワイナリーがあります。立ち寄るかどうするか悩んだのですが、体力と時間のことを考えて今回はスルーすることに。ワインツーリズムの時だけ営業しているようなワイナリーではないのですから、またいつか来る機会もあるでしょう。

というわけで、石和方面に移動することにします。バスを乗り継いでもいいのですが時間がかかるので、JRを使うことに。まず循環バスで竜王駅まで行き、そこから電車で石和温泉まで移動。いろいろ購入したワインをとりあえず石和温泉駅前にあるワインツーリズム参加者用の荷物預かり所におかせてもらって身軽になったところで、一宮・八代ルートに繰り出すという計画です。
 

2015wt-00-image04竜王駅前の様子。まるで「まどか☆マギカ」に出てきそうなSF的なオシャレで前衛的な建物で驚きました……が、周囲は「なんもなし」。食べる場所も何か買う場所もなし。エキナカにも、申し訳程度の小さいキオスクがあるだけ。駅のホームにある椅子は意味もなく斜めになってて妙に格好良いんだけれど座りづらい……。ヘンな駅でした。
2015wt-00-image06石和温泉駅に到着。2011年に一度来たことがあるから慣れたもの……と思いきや、なんか物凄いオシャレに改装されてる!? 一面ガラス張りとなったその外側に木製の桟が等間隔に並んでいて、和風テイストを取り込んだ現代建築ぽくて格好良い!

石和温泉駅前に作られていたワインツーリズムのブースに、ここまでの道程で購入したワインやその他の荷物を預け、一宮・八代ルートのバスに乗り込みます。

矢作洋酒

「あ、しまった、ここは前に来たことがあった!」というのが、バスを降りて建物を見た時の正直な気持ちでした。まだ行ったことがないワイナリー優先のつもりだったのに、「矢作(やはぎ)」という名前をすっかり忘れていてバス停を降りちゃったんですね。
 

2015wt-09-yahagi01古い蔵みたいな趣のワイナリーです。小洒落た感じにするためにこういう作りにしてるわけじゃなく、本当に古い建物をそのまま使っているのだとか。2012年に訪れたときには、入り口向かって左の壁にはブドウの枝で「YAHAGI」と文字が形作られていたのですが、取り付けた跡だけが残ってて今は無くなっちゃってますね。
2015wt-09-yahagi02間違えてバスを下りたとはいえ、せっかく来たのだから試飲をしていくことにします。ここは「ワイナリーの試飲会場」というよりは完全に「居酒屋」な雰囲気になっていて、お客さんはテーブルを囲んで椅子に座って談笑、試飲用のボトルは机の上に栓を抜いた状態で置きっ放しです。
2015wt-09-yahagi03有料試飲もあります。今年は、「20年ものの古酒」が目玉。品種は甲州です。
2015wt-09-yahagi04黄金色に輝く古酒甲州。とろりとした舌触りに濃厚な味と甘み、これが1杯300円で飲めるというのは多分バーゲン価格じゃないかと思います。……この写真はおおよそ全部飲みきってしまいそうになったところで、「あ、写真撮ってない!」ってことに気づいて慌てて撮ったものなので、注いでもらったときはもっとたくさん入っていたということを付記しておきます。

矢作洋酒
〒405-0059 山梨県笛吹市一宮町上矢作606

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