トイガン射撃

第2回 ひたすらブルズアイ・結果

投稿日:2013年1月15日 更新日:

hitasura-02※協賛:ノーベルアームズライフルショップエニス銀座銃砲店 協力:赤羽フロンティア

休憩時間を挟んで、「第2回 ひたすらブルズアイ」の開始です。こちらにも赤羽フロンティア様より賞品としてマルシン・COP357と、プラノ・ソフトガンケースをご提供いただきました。ありがとうございます。

「ひたすらブルズアイ」は、5mの距離で、時間制限を多めにして、ただひたすらブルズアイを撃ち続けるというものです。1枚のターゲットに撃つ弾数を前回の25発から今回は20発へと減らし、そのかわり全部で3枚のターゲットを撃って、合わせて60発分の合計点数で勝敗を決めるという形になります。

60 発というと、ちょうど実銃の試合と同じです。私を含めて、実際に実銃のエアピストルを撃ってる人は、実銃でのスコアとだいたい同じような結果になる傾向があります。

制限時間について。

実銃の試合は、これまでは「試射・本射あわせて1時間45分」というルールでした。その時間内ならどれだけ試 射をしてもいいし、しなくても構わない。いつ、試射から本射に移るかは射手が自分で決めて良いというものだったのですが今年度以降はルールが変わり、15 分が試射、1時間15分が本射(電子標的の場合。紙標的を自分で交換する射場の場合は1時間30分)という具合に「試射から本射に移るタイミング」を自分 で決めることができなくなりました。

「ひたすらブルズアイ」では標的交換器を使いません。全員で一斉にターゲットを設置して、全員で一斉に 撃ち始めて、撃ち終わったら全員で一斉にターゲットを回収する必要があるので、実銃での新ルールと同じように試射は試射時間、本射は本射時間という具合で キッチリ分かれています。

時間は、20発を15分。一発あたりの時間にすると実銃の試合よりずいぶんと短いですが、これもまあエアガンでの マッチの特徴みたいなものです。それにAPSカップに比べれば大幅に時間的余裕があります。途中で疲れたら、銃を手から離して机の上に置いて、自分で持っ てきた椅子に座って一息付くとか、自分でペース配分することも大事になってきます。長丁場になると、自分が今まで何発撃って、あと何発撃たなければならな いのかが分からなくなってくるので、間違えないようにするための工夫も必要になります。

hitasura-02-result結果は、ヤマナカさんが断トツでのトップでした。第1シリーズで点差を付けられ、第2シリーズでは少し集中力が落ちたものの踏みとどまり、第3シリーズもキッチリと撃ち切って逃げ切りという形です。追いかける形になった他数名ですが、及ばずでした。

今回の「ひたすらブルズアイ」にはエアピストル所持者が私の他にも数人参加していますが、実際の試合で撃つ点数とだいたい似たような結果になっているところが面白いですね。逆に言うと、この形式で撃って出る点数は、同じ人にエアピストルを持たせたときに撃つであろう点数の目安になるということです。

良く、「エアピストルは所持し続けるのが難しい。公式試合で良い点数を撃たないと許可の更新ができないから」という話を聞きます。ややこしい話はすっとばして、その「良い点数」ってのが具体的に何点なのかというと、その答えは「540点」というのがひとつの目安になります。所持した年数によって、更新に必要な「段級」のランクが上がっていき、その最終ライン、つまり「この段さえ取っておけば、あとは『のうのう』としていてもOK」という、いわば永久ライセンスに相当するのが3段で、その3段を取るのに必要な基準点が540点なのです。

「ひたすらブルズアイ」で540以上を撃てる人は、おそらくエアピストルを持ってもすぐにその「永久ライセンス」である3段、毎年多くの人がついにその段が取れずに涙をのんで銃を返納するハメになっている3段が取れるでしょう。540というとシリーズで180点以上、一発ずつでいうと「9点平均」を超えていることが必要です。今回の結果でいうと5位以内ということになります――6位のチバさんは第3シリーズで撃つ弾の数を間違えてしまい大幅減点になってしまっていまして、それがなければ「あとすこし」です。

3シリーズ制になって「抜きつ抜かれつ」の要素も加わり、ひたすらブルズアイの面白さがますます増した感じがします。次回も今回と同様に20×3の3シリーズで行きます。次回のピンポイントシューティング & ひたすらブルズアイは、2月10日の日曜日に開催です。ご参加お待ちしております!

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