「ブルズアイガチ勢の集団」みたいに思われてるかもしれませんが、実は亀有ピストル練習会にも「TVで見てピストル射撃に興味を持ちまして、ここに来れば体験できると聞きました」みたいな、本当の初心者さんがいらっしゃることもあります。嬉しいことです。
全く初めての方ですから、いきなりレンタル銃だけ渡して「あとは好きに撃っていいですよ」ってわけにはさすがにいきません。まず安全対策について、これはさすがに口頭でしっかり伝える必要がありますが、ではその次は? APS-3の操作方法、狙い方とトリガーの引き方、姿勢とか呼吸とか細かいルールとか……。
でも、撃ってみたくて来てくれた方に、撃つ前にあれやこれやと技術な話をするなんてのは間違いなくドン引きされちゃうでしょう。APS-3で精密射撃系スポーツのさわりを体験するのに、とにかく最低限必要になることだけを伝える、極めて簡単な教本を作ってみました。
「どこまで内容を削れるか」に挑戦しました。最初に書いたとおり安全関係(銃口は標的方向以外には向けないとか、撃ち終わったら銃口カバー着けて銃を安全な状態にするとか)は口頭でちゃんと説明するという前提で、教本では省いてあります。APS-3を撃つだけなら必要のないこと、例えばマガジンの使い方とかセーフティの機能とかもざっくりと省いてあります。なので、例えばAPSカップの練習用としてはまるで不十分です。
ある意味で「亀有ピストル練習会仕様」ですが、他の練習会を開催されている皆さんのお役に立つかもしれないと思いまして、PDFを公開します。下リンクを「名前をつけてリンク先を保存」で保存できます。A4の両面に印刷して2ツ折にするだけで冊子形状になります(両面印刷機能のあるプリンターの場合は、必ず「短辺を綴じる」にチェックを入れてください)。
※表紙にはイラスト星人さんのフリーイラストをAPS-3に改変したものを使用しています