トイガン射撃

長瀞射撃場って駅から近いのね

投稿日:2010年9月24日 更新日:

朝霞射撃場が使えない関係で急遽長瀞に場所が変更となった東京都秋季。長瀞は行ったことが無い訳じゃないんだけれど随分昔で、どこに何があるのかすっかり忘れていたのだけれど、射撃場にしては珍しく公式サイトがやたらとしっかり作られていて、交通アクセスに関する案内とか射座の予約がオンラインでできたり(システムに関してはSPFフィールドのサイトも見習いたいくらいだ)、「どこにあるんだ、ナビの案内にも標示されないし検索しても住所が見つからない」みたいな困ったことにはならないで済む。

意外だったのは鉄道の駅から約3kmとけっこう近いこと。近いといっても駅から射撃場までの道は歩道すらない片側一車線の道だし、歩いていくのはなかなかに辛いものがある。自転車を持っていくにしても、晴れてればまだしも雨が降ってたらちょっとカンベンって感じ。残念なことに試合の日は数日前から確実に大雨になることが分かっていたため、「ローカル線で行く長瀞の旅」は諦めてレンタカーを使って往復ということにした。

長瀞総合射撃場は、「総合」とついてるだけあって日本でできるほぼありとあらゆる射撃ができる環境が揃っている。散弾銃を使ったトラップ、スキート。大口径ライフルやスラグ銃を使った50~300mのインドア射撃場。そして50mのSB射撃場とその2Fに設置された10mのエア射撃場だ。10m射場の特徴は、射座がちょっと暗いこと。ターゲットはそれなりにちゃんと照らされてる(公認射場なんだしちゃんと規定の光量以上はあるのだろう)のだが、朝霞のように直射日光降り注ぐ射場と比べたら、そりゃ暗く感じてしまうのはしかたないところだ。

いつもより暗いところで撃つときには、どういう工夫をしたらよいのか? 眼に光をよりたくさん取り込むためにアイリスシャッターは開けた方がいいのか? 実はそれは間違い。暗いところでは瞳孔が開く。瞳孔が開くとモノがハッキリとは見えず、ぼやけたり輪郭が霞んだりする。それを防ぐために、アイリスシャッターは限界まで小さく絞り込むのが正解だ。しかし最初の1シリーズくらいはいつもと同じシャッター調整で撃ってたためサイトがぼやけてミスショット連発してしまい、その後にシャッター締めた後もどうも上手くいかず、点数的にはイマイチな試合となってしまった。

終わった後、成績発表には当分かかりそうだったので(第1射群の成績が発表されたのも、第2射郡が撃ち終わってから1時間近く経ってから。慣れない施設での作業ということで審査室はてんてこ舞いだったらしい)、レンタカーの返却時間もあるので発表を待たずに早々に退散せざるを得なかった。ここはSBも電子標的だから看的壕に篭もって的の上げ下げの手伝いとかしなくてもOKだし。

さて、終わって早々だけれども明日の土曜日は新宿Target-1で、玩具銃を使った射撃競技である「ピンポイントシューティング」の開催日。こっちはそれこそ雨が降ってても平気で駅から歩いて行ける距離だし、終わった後に寄り道せず真っ直ぐ帰る義務なんかないからラーメン食べに行ったりお酒呑んだりしても誰にも怒られない。エアガン持ってなくても射撃場にあるのをレンタルして撃つこともできる。お気楽で誰でも参加できるけれど、本気になってやろうとするとそれはそれでけっこう面白い、そんなマッチを目指して開催してるので、東京都秋季でちょっとフラストレーション溜まっちゃったみたいな人でも是非ご参加ください。

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