幕張メッセではホビーショーが開催されていますね。業者日だった11日に取材に行ってきて、トイガン関連の新製品とかそこらへんについてはトイガンJPに記事を順次アップ中ですが、そっちにはちょっと毛色が違って掲載しづらい写真とかを交えつつ、明日の日曜日に赤羽フロンティアで開催するピンポイントシューティングの告知をしたいと思います。
新製品のカタログやらポスターやらはたくさん貰えましたので、参加賞ということでご希望の方にお分けします。ホビーショーでのポスターってかなり気合がはいったでっかいものですので、それだけでも参加する価値は十分にあるんじゃないかとおもいます。
ちなみにトップの写真と左は、ハセガワから発売予定のアルカディア号。ランナーごとに色分けされていてほとんど塗装しなくても作例写真みたいに仕上がるというのがウリとのこと。まるでバンダイのようですな。
というかアルカディア号自体はバンダイから「キャプテンハーロック号」って名前で既に発売されているんですが、けっこう昔の製品ということもあってあちこちダルかったり、全体が一色成型だからけっこう塗装が手間だったりしましたっけ。以前、作って部屋の中に飾ってたんですが、昨年の地震で飾り棚ごと倒壊してバラバラになってしまって、今はもう手元になかったりします。
同じくハセガワからは、「モーレツ宇宙海賊」に登場する弁天丸が11月に発売予定とのこと。これもランナーが色分けされていてほとんど色塗りの必要がなくて、さらに接着剤不要でパチパチと組み立てるだけでOKなモデルなのだとか。
高校時代、「妖精作戦」シリーズにドハマリした身としては笹本祐一原作の宇宙SF物がアニメ化するってことで期待してたんですが、実際に見てみると、「確かにすげー面白い、面白いんだけれど、これを面白いって思える人って日本にどれだけいるんだろう」ってくらいのコアなSF物、というにはちょっとジャンルが違うか、宇宙物?に仕上がってて、セールスとかそこらへんが不安になったりもしたもんですが、無事にそれなりの数字をおさめて劇場版も決定してるということで安心してます。
クレオス(Mrカラー)からは、懐かしのというかなんというか、ヤマトカラーセットが発売。機体のグレー艦底のレッド、そして戦闘機のブルーの3色がセットになったもの。同時に宇宙連合艦隊用の赤・黄・白がセットになったものも発売になるとか。展示はされてませんでしたが、当然ガミラス色も発売になることでしょう。
ヤマト世代な人間としては、そこらへんの色ってのはなんていうか共通認識的なものがあったりします。昔、漫画家の「ひらのあゆ」さんが同人誌で出したヤマト本のあとがきに、表紙の色の指定をしたいのだけれど色見本が手元になくて、ヤケクソで「ガミラスな緑」「森雪な黄色」って指定して発注したところ、これ以上ないほどにドンピシャリな色で仕上がってきて感動した…みたいなことが書いてあったりしましたっけ。
ヤマトのプラモデルといえばバンダイ。ヤマト2199の出来が異常に良くてヤマト熱が再発しかかってる40代の心に訴えかける怒涛の製品展開をしてますが、今回は特に会場で新発表のスクープみたいなものは無くて残念。……と思いきや、片隅にこんなものが。
商品化が決定しているわけではなく、劇中での映像制作のためにいちはやく立体化した試作品みたいなものだとのこと。たしかに良く見ると、子供の頃に見慣れたガミラス三段空母とはずいぶんと形が違う…というか、アングルドデッキになってる!? え、自分はあんまり空母の運用とかそういうのには詳しくないんですが、アングルドデッキって斜めになってる方を発艦に使って、まっすぐな方を着艦に使うんじゃなかったっけ?(あとで調べたら逆でした。真っ直ぐな方が発艦で、斜めになってる方が着艦で間違いないみたい。実際に空母の上に立って歩きまわったこともあるのに何勘違いしてたんだ自分) アングルドデッキと多段空母の組み合わせって意味あるのか? まあ、それ言い出したらそもそも宇宙空間でどうこうって話になってしまうわけですが。劇中でちゃんとそこらへん解説されることを期待したいものです。