※協賛:ノーベルアームズ、ライフルショップエニス、銀座銃砲店、フリーダムアート 協力:新宿Target-1
暑い時期ですが、開催日である8月18日の土曜日は、朝から局所的な豪雨が降ったりして気温はそれほど高くなく、その代わりにやたらと蒸す日になりました。エアコンが効いてる部屋の中のマッチですからあまり関係ありませんが。
事前に告知していたとおり、今回はノーベルアームズ様ご提供のダットサイト、「PINPOINT VD21」が豪華賞品として出ることになっています。同じ製品を、ちょうど昨年の8月の新宿PPSでも賞品として提供いただいてます。年に一回の恒例行事にできたらいいですね。今後の盛り上がり次第ではありますが。
今回は、赤羽フロンティアの山中さんが初の新宿PPS参加です。「射場の社長のテキト~日記」を購読してる人はご存知だと思いますが、とにかく練習量についてはものすごくて、急ピッチで実力をつけてらっしゃいます。プレッシャーのかからない練習では満射なんか当たり前ペース(?)。ハイレベルな争いになることが予想されます。
エントリーナンバー1番を引いて真っ先に撃ち始めたシオジャケさんが、いきなりブルズアイ96点のハイスコアを叩き出します。普通、96といったら「4回9点を撃った」というような感じになるかと思いますが、この96点というのは「一個だけ7点、そしてもう一個9点があった」というパターンです。残りが全部10点。「7点さえなければ~」という極めて惜しい96点です。
ヤマナカさんもほぼ全てを10点に入れ続けるというハイスコア。点数は95点、それも最後の2つを少しだけミスしただけというこれまた極めて惜しい95点です。案の定というかハイスコアな戦いになっています。
そんな中、タナカのミリポリで参加の「尾」さんですが、タナカリボルバーの持病である「最初の一発だけやたらとパワーが低い」現象に悩まされながらもキッチリと得点を取ってたりします。
そしてプレートですが。ブルズアイで脅威のハイスコアをみせたシオジャケさんがまさかの3枚外し、ヤマナカさんも2枚外しという波乱が起こりました。10発撃って、ほとんどを黒丸の中心近くに当ててる人が、黒丸と同じ大きさの穴に弾を通すことができないのは不思議ですが、こういうことがあるのが射撃の世界ですね。10mで撃つ赤羽PPSでは、黒丸がよりくっきりと黒く見えるためか、ブルズアイを苦手としてプレートのほうを得意とする人が多いのですが、的がはっきりと見える5mの新宿PPSでは、なにかの要因でプレートの方が撃ちづらいということがあるのかもしれませんね。
その結果、ハンデ込みだと超僅差にてヤマナカさんとTABさんと私が並ぶ形に。勝負はKYLに持ち込まれました。ここで点差が20点以上あるようなら、「とりあえず20点だけ取っておけばギャンブルせずに優勝確実」なんて手も使えるのですが、僅差だとそういうわけにはいきません。しかも今回は3射座体制にしたため、ヤマナカさん、TABさん、私の3人は一度に並んで撃つ形になるので、相手の点数を見てから自分の撃ち方を変えるなんていうコスい真似もできません。とにかく全力で当たるしかないという状況です。
結果は、上にあるリザルトの通り、私だけがKYL満射達成でトップとなりました。サイトだけに集中してトリガーを引ける(ターゲットに意識が行かない)という我ながら良い感じの射ができたので「これで外れたら俺のせいじゃない」な気持ちでターゲットまで歩いて行きましたが、なんとかギリギリで入っていてよかったです。
さて本戦が終わった後は恒例のシュートオフです。2人で同時に2つのエレクトリックブルズアイターゲットを撃って、点数が高かった方が1ポイントを得て、2ポイント先取で勝利というトーナメント戦です。今回は、まず2位vs3位で準決勝、その勝者と1位で決勝という形にしました。
まずはTABさんとヤマナカさん。なかなかハイレベルな戦いが続いている…と思ったら、4射めからTABさんの心が折れたのか突然0点を連発。ターゲットの誤作動ではなくあきらかに0点エリアを撃つミスショットで、ヤマナカさんが2ポイント先取で決勝進出。そしてヤマナカさんと私の対決ですが…。10xを出されて先行され、そのあとはがんばって食い下がったものの、最後にやっぱり10xを出されて負け、ヤマナカさんのシュートオフ優勝となりました。
※そういえばシュートオフ優勝賞品としてお渡しすると約束していたステッカーをお渡ししてませんでした。次の機会に必ず。
さて、次回の新宿PPSですが、再来月の10月20日の土曜日に開催します。当面は新宿PPSは「偶数月開催」という形にしますが、今後ともご参加よろしくお願いします。