以前、空撃ち練習用ターゲットの高さを計算するソフトについて紹介したことがありますが、今回はもっと簡単かつ単純な方法を紹介します。
ターゲットまでの距離と身長から、おおまかな高さを表を見るだけで求められるようにしました。本来なら「構えたときの目の高さ」を計測しないとならないんですが、頭の天辺から目までの距離なんて人によってそんなに大きくは違わないだろうと思って12cmに統一して計算してあります。
この、「近距離での練習をするときは、人によってターゲットを設置するべき高さが変わってくる」という問題があるので、新しく発売されたばかりのライティングボックスなどを使って部屋の中でSCATT空撃ち練習をするときには5m用のパイプ台座をそのまま流用するのではなく、練習用に適切な長さに切断したものを別に用意するか、高さ調節が可能な三脚などを利用されることをおすすめします。
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