APS本大会後、初の開催となった「ひたすらシリーズ」、たくさんのご参加をいただきました。ありがとうございます。
とりいそぎ、結果を順番にお知らせしていきます。まずは「ひたすらシルエット」、毎月距離を変えて行っていましたが今回は一巡して元通り、一番遠い距離である10mになります。
最初に「ひたすらシルエット・10m」を始めたころは、なぜか（私を含めて）みなさん命中率がかなり低迷していまして、半分も当てられたら御の字、って感じでした。中にはほぼ100%に近い確率で当てる人もいましたが……。APSルールでのシルエットだと、当然のように10mから撃ち始めて、そして当然のように1発目から当ててくような人が揃ってるのに……？ 不思議だったのですが、今回は、APS始めたばかりという方はさすがにちょっと10mは難易度高かったようですが、APSベテラン勢は好調です。びっくりしたことに私も好調で、一時はトップに立ったほど！ ですが、ヤマナカさんの最終シリーズパーフェクトで逆転されました。
続いては、ひさびさの「ガスブロ限定・ひたすらブルズアイ」です。「超久しぶりにガスブロ引っ張り出してきた」という方もいれば、ここぞとばかりに参加していただけた方もという具合に、いつもとはちょっと顔ぶれも雰囲気も違うマッチになりました。
※私の第1シリーズが凄い点になってますが、これはフィードトラブルで1発多く撃ってしまったことによるものです。
普段、調子よくパシパシ撃ってると気にならないのですが、こうやって1発ずつ慎重に撃っていくと、「トリガーを1回引くたびに、確実に1発ずつ発射する」というのが意外にハードルが高いことに気づきます。けっこう、「トリガー引いてブローバック作動もしたけれど、弾が出たかどうかわからん」って状況が頻発するんですね。いつもと違うことをやってみるというのは、いつもは気づかなかった問題点の掘り起こしにもなるみたいです。
毎回恒例とは行きませんが、ときどき、思い出したように「ガスブロ限定ひたすらブルズアイ」は開催したいと思います。お楽しみに。
最後に、APS競技銃アリの、いつもどおりのひたすらブルズアイです。NHKのオリンピック中継でエアピストルのファイナルが放送された直後だったからでしょうか？ それともそんなの関係なしにピストル射撃競技に追い風が来ているのでしょうか？ たくさんのご参加をいただきました。ありがとうございます。
「ひたすらブルズアイ」は60発競技です。オリンピックでやってるエアピストル競技と同じ弾数です。10点に入れる難しさとか、ミスったときに9点や8点に行っちゃう感じとか、けっこうエアピストルに似ていますので、60発撃った合計点数もだいたい似た感じになります（敢えて言うなら、ひたすらブルズアイの方がちょっとだけ点数が高くなりますが）。
エアピストルに出場している松田知幸選手は、「576点でファイナル進出ならず」という結果に終わっています。ファイナル進出ボーダーラインは580点でしたが、同じ580が何人かいましたので、安全圏としては581～583くらいは欲しいところでした。
さて、今回の「ひたすらブルズアイ」の結果と見比べてみましょう。……やっぱ、国の代表としてピストル撃ってる人たちは凄いですね！
今回は、嬉しい初参加の方もいらっしゃいました。APSを始めてまだ数週間という方も。今年の本大会が終わった後に始めた方ということですね。「こんなにたくさん、ブルズアイをまとめて撃ったのは始めてだ」って人もいたかもしれません。なのに、みなさん堂々たる点数です、凄いです！ それに、まだ始めて間もないという方は、撃つ時にサイトに集中する感覚を繰り返し撃つことで身に着けるとか、安定して構えられるフォームを試行錯誤して探すとか、左目の目隱し板とか専用の射撃メガネとかを試してみるとか、いろいろ試しながら「自分のスタイル」を作っていく時期だと思います。射撃の面白さを知った後は、射撃の奥深さにのめり込んでいただれば、仲間が増えて嬉しいです！
さて次回の「ひたすらシリーズ」ですが、日程だけ決まっています。日曜開催はちょっと厳しいので祝日月曜、9月19日の敬老の日になります。種目やタイムスケジュールなどは後ほど発表しますので、どうぞ予定を開けてお待ち下さい！