※協力:赤羽フロンティア
良い天気が続くゴールデンウィーク、皆さんいかがお過ごしでしょうか。そのまっただ中に開催された「ひたすらシルエット & ひたすらブルズアイ」の結果をお送りします。
APSカップは、1日に複数の全く性格が異なるステージを同じ銃で撃たされるという特徴を持ったシューティングマッチですが、その中でも難易度が最も高いのが「シルエット競技」、それも一番距離が遠くなる「10m」だと思います。使用するエアガンの性能は足りているのか、当たれば6点、外せば0点(まあ、制限弾数が残っていれば複数回トライも可ですけれど)というのはギャンブル性が高すぎるのではないか、とまあAPSカップの話をするときにはちょくちょく話題に出て時には議論にもなったりするわけです。
さて、そのシルエット10m、「本当は、皆さんどのくらいの確率で当てているんだろうか?」という疑問が生じます。1割とか2割だったら本当にギャンブルでしかありませんが、5割とか6割くらいなら、「10mを落とすのに2~3発くらい使っても割に合う」という判断もできます。10割近い確率で当ててるのなら、「ギャンブルだとか言ったヤツを俺の前に連れて来い、小一時間説教してやる」という話になります。
エアガンの精度はどうだとか自分の経験ではどうだったとか、いくら言葉を並べるより、実際にみんなでシルエット10mをたくさん撃ってみて、どのくらいの率で当てるのか、あるいは外すのかを競ってみるのが一番です。というわけで、「ひたすら」です。
リザルトは上記の通りです。満点だと100点になるので、点数がそのまま「ターゲットの撃墜率」になります。タマイさんが「20発中、19発命中」という抜群の成績でダントツの優勝。スゴイワザマエ! あとは大きく差を付けられて、だいたい50%前後が平均的といったところでしょうか。
なんか今回は良く無かった、本当はもっと当たるはずだって言いたくなる気持ちもあるかもしれません。私を含めて。けれど、そういうのを含めて競技結果ってのは結果ですから、まず「第0回」を終えた時点では、前ページでの疑問、つまり「シルエット10mは、本当はどのくらいの確率で当てることができるのか」という疑問に対しては、「みんなだいたい5割程度。けれど中にはほぼ100%に近い凄い人もいる」というのが回答になるということです。
シリーズごとの点数を見ると、「当たる時は良く当たるのだけれど、外し始めると他も全部外してしまう」みたいな傾向が少し見えます。これが何を表すのか? いろんな説が考えられそうですが、ここは実際にやってみた皆さんのご意見もお聞きしたいところです。「自分はこう感じた」ってのがありましたら、コメント欄でもなんでも構いませんので、ぜひお聞かせください。
「2人ずつしか撃てなくて、しかも全部で4シリーズもある」ということで時間進行が不安でしたが、意外にちょうど良い時間で終わって午後2時前には「ひたすらブルズアイ」を開始することができました。第1ステージ、「ひたすらシルエット」で抜群の命中率を見せてくれたタマイさんが頭一つ飛び抜けたスコアで、これはこの調子で最後まで行かれたらこちらがいくら頑張っても太刀打ちできないなあと思ったら、その後に波乱の展開があり、終わってみたら1点差で私が……。なんか勝った気がしない……。
赤羽での「ひたすらブルズアイ」は、調べてみたら前回開催は昨年の11月でした。実に半年ぶりになるんですね。富士見APSさんところに間借りさせていただいての開催なども挟んでいたのでそちらにも参加していただいている方はそれほどでもないんですが、赤羽だけの参加の方には、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
次回は、6月7日の第1日曜日の開催予定です。場所は今回と同じく赤羽フロンティア2F射撃場。開催マッチも今回と同じく、「ひたすらシルエット」&「ひたすらブルズアイ」で行く予定です。どうぞみなさんご参加よろしくです!