トイガン射撃

印刷できるエアガン用ターゲット

投稿日:2009年5月18日 更新日:

6mmBR.comというサイトがある。大口径ライフルでベンチレストとかそういう趣味系射撃をやってる人達にとって有用な情報が集まったサイトだ。情報の更新も早く、新製品のレビューなんかも詳しいものが掲載されているので、こういった分野の情報がとにかく手に入りづらい日本でライフル射撃をやってる人にとってはブックマーク必須のサイトとなっているらしい。私はまだ大口径は所持していないんで直接は関係ないけど。

そのサイトの1コーナーとして、フリーで使用できるターゲットデザインがPDFで掲載されているところがある。基本的には大口径ライフルで長距離を撃つときに使用することを前提としたターゲットなのだけれど、中には玩具銃であるエアガンで撃っても面白いんじゃないかと思えるものもいくつか混じっている。今回はそれを紹介しようと思う。

リンクや画像だけ掲載しても使い方がわからないと面白くともなんともないので、いくつかピックアップしてターゲットをデザインした人が想定していると思われる使い方を解説してみよう。

「Know Your Limits(自らの限界を知れ)」と名付けられたターゲット。制限時間以内に(例として「3分」というタイムが挙げられていた)描かれたサークルを撃つ。どれから撃っても構わないが、画像を見ればわかるとおり大きなサークルは点数が低く、小さいサークル(一番小さいのはサークルというよりはドットだな)は点数が高く設定されている。注意点は、「1発でも外したらその時点で競技終了、点数は0点となってしまう」ということだ。絶対に外さないという自信がなければ撃ってはならないわけで、「どこで射撃を止めるか」を決心するかが勝負の分かれ目になる。


「BR TERCE」という名前のターゲット。A~Hまで8つのターゲットが並んでいる。これは、競技開始まで「どのターゲットを撃てば良いか」がシューターに知らされないというところがポイントだ。銃を構えて狙った状態で待機、レンジマスターが「アルファ!」とか「フォックストロット!」と号令をかけたら、3秒以内に指示されたターゲットにサイトを合わせて射撃する、というものだ。エアガンで遊ぶ場合はもっとひねって、複数のターゲットを指定して「シュート!」のかけ声で射撃開始とかすると面白くなるかもしれない。例えば「アルファ、ゴルフ、エコー、以外全部、シュート!」とかそういう感じで(もちろん「以外全部をシュート」ではなく、普通に「をシュート」としても構わない)。


「36 Smileys」と名付けられたターゲット。記号で描かれた顔が全部で36個並んでいるが、鼻の向き、左右の目、口が笑っているか「への字」になっているかなどの組み合わせが、良く見ると全部ちがっているのが分かると思う。この中からある特定の特徴を持った顔だけとか、いくつかピックアップしてプリントしたものだとか、とにかく「一部の顔だけ」を指定する文書を競技開始と同時に開いて読んで、制限時間以内にそれだけを探し出して撃つというものらしい。


「RUKOJIMI 2009」という名前が付けられているターゲット。一見するとマンターゲットが無造作に並んでるだけのように見えるが、実はマンターゲットには書かれている点数がマイナスのものと、プラスのものの二種類がある。顔の真ん中に白丸(点数になる部分)があるのが「撃つと得点になる」ターゲット、顔に白丸が無いのが「撃つと減点になるターゲット」、いわゆるホステージ(人質)ターゲットだ。ホステージに当たらないように気をつけながら、その後ろにある得点になるターゲット(犯人?)を撃っていくというわけ。制限時間とか距離とかは特に指定されていない。このターゲットで遊ぶ時は、撃てる場所の広さとか集まったメンバーが持ってるエアガンの精度や腕なんかを考慮して設定を決めると良いだろう。

ターゲットは全てZIPで圧縮して掲載されている。ダウンロードしてから解凍し、プリントアウトして使おう。ファイルはPDFなので、表示およびプリントアウトにはAdobe Readerが必要だ。

Rimfire Tactical Precision Targets
Smallbore Sniper Targets

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