銃の面白さ。それは、弾を撃って、遠くにある狙った場所に正確に当てること。当たった後にどういう結果をそのターゲットに与えるかによって銃の「目的」は変わるけれど、どんな目的で銃を使うのであっても、この「狙ったところに当てる」というところに銃という道具の真髄があるということには変わらない。また、それが思い通りに行ったときの面白さはエアガンでも実銃でも同じだ。
狙って撃てばちゃんとその狙ったところに当たるのか? まあ、銃というのはそういうふうに作られているんだから、ちゃんと撃てばちゃんと当たる。けれどそれが競技となると話が変わってくる。どういうふうに撃てば、「ちゃんと撃てた」ことになるのか? ちゃんと撃つにはどういう練習をしたらよいのか?
トイガンJPの方でも「トイガン射撃理論」と称して基本的なことをレクチャーする連載を始めているけれど、こちらのブログでは最初から競技用として作られた「確実に当たることは分かっているエアガン」を使って、ルールに基づいた精密射撃競技をはじめようとするときに、まず最初にどういったことをすればよいか、その「最初の一歩」を分り易く解説してみたい。まあ、どんなやり方であっても自分で試行錯誤しながら頑張っていけばいつかは上手くなるものではあるんだけれど、やっぱり王道のやり方というのはあり、それが一番の近道でもある。余計な遠回りをするより、「初心者」の段階は最短距離で駆け抜けてすぐにトップレベルで競い合えるようになるほうがきっと面白いんじゃないかと思うから。
今のところ、下記のような感じで進めていく予定。