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ワインツーリズム2012~その4・日川中央葡萄酒

投稿日:2012年11月21日 更新日:

勝沼会場にて一宮ルートのバスに乗り換えて、駅からはるか離れた場所にあるワイナリーに向かいます。こっちのルートにもいくつかのワイナリーがあるのですが、今年訪れたのは日川中央葡萄酒というところです。外観は「おしゃれ」とは程遠い、トタンそのままの倉庫です。

中に入ると倉庫の一角にテーブルが置かれ、ワインの試飲が行われていました。床はコンクリートそのままで底冷えのする倉庫にはストーブが焚かれ、雨が降りしきる中、凍えながらたどり着いたツーリズム参加者が震えながら暖を取る風景が見られます。
ワイナリーの見た目どおり、作っているワインを一言で表現するならば、「堅実かつ合理的」といったものです。サンセミヨンと甲州のブレンド、マスカットベイリーAと甲斐ノワールのブレンドなど、互いに互いの足りないところを補う形でバランスの良い「1本のワイン」を仕立てています。甲州にベリーAを少し混ぜる形でつくられたロゼワインも面白いですね。
このワイナリーでは、「甲州を熟成させる」ということをやっています。熟成させた甲州ワインをリストに加えるワイナリーというのは、増えてきてはいるもののまだまだ少数派です。作ったら1年で売り切ってしまう、あるいは使いきってしまう(自分の家で)というのが甲州ワインの当たり前の消費のされかたとされていました。あえて何年も熟成させてみると全く違った味わいが出てくることが少しずつ知られるようになってきたのはごく最近のことのようです。

ただ、ここの熟成甲州は商売っけが無いというか、あまりソレをオモテに出していません。ラベルを見ても、何年くらい熟成させたいつ頃のワインなのかが分かりません。というかそもそも、「熟成させた」ということすらわからない有様です。

……これ、何年に収穫された甲州なんですか?
「えっと、たしか2005年くらい?」

といった具合です。アバウトです。


日川中央葡萄酒
http://www.wine.or.jp/liaison/
所在地:山梨県東八代郡一宮町市之蔵118-1
TEL:0553-47-1553

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