実銃射撃 海外の反応シリーズ

ピストルとライフル、どっちが面白い?【海外の反応】

投稿日:

私はもうピストルばっかずーっとやってきた人間なので、こういう質問があったら全力でピストル推しすることになるんですが、もちろんこれは一般的な射撃人の対応としては異端なものです。ライフル射撃(日本だとピストル射撃も「ライフル射撃」の一つのジャンルって扱いになってます)をやってる人の多くはライフル撃ちであるため、ピストルについては「難しい」「当たらない」って印象がとにかく強いようです。こういう質問を受けた場合も、みんなして「ピストルは当たらないよ~、ライフルのほうがずっと簡単に当たるよ~」とか言ってライフルのほうに誘導しようとします。おのれ許すまじ。

実際のところ、ライフル撃ちの皆さんのピストルの射撃経験というと、まったくないか、あるとしたら「ライフルで初段を取れたから試しに推薦申請してピストルもやってみようか」みたいな気持ちで手を出して所持してみたものの、まるで基準点をクリアできないんですぐに手放してしまった……みたいなパターンがけっこう多いようです。これ、ライフルと同じ感覚でピストルを撃とうとすると陥りがちな罠だと思います。同じ「ライフル射撃」というカテゴリーに入れられてはいるものの、ライフルとピストルってかなり狙い方・撃ち方の「常識」が異なるのです。

ライフルの基本的な撃ち方は、「標的をしっかりと見据えて銃を骨で支え、照準がほぼ完全に止まったところでトリガーを引いて撃つ」というものだそうです(流派の違いみたいなのはあるみたいですが)。一方でピストルは、「前後サイトが揃っているのだけはしっかり確認するが、照準自体はゆらゆらと揺れるのをゆったりと眺めながら、ゆっくりとトリガーに力を入れていき勝手に弾が出る(シアが切れる)のを待つ」という撃ち方をします。

ピストルを撃つ際にライフルのように銃が止まるのを待とうとしてもまず止まりませんし、止まったところで意識してトリガーを引こうなんてことしたらその動きで銃が大きく動いてしまって見当外れなところに弾が飛んでいきます。「ライフル射撃の感覚でピストル射撃を練習」している限り、いくら練習してもなかなか上手くならない――場合によっては逆にヘタになっていくことすらあります。

しかし、ライフルの撃ち方をいったん忘れてピストル独自の撃ち方を最初っから学び直すつもりでピストル射撃を始める、あるいはライフル射撃の経験は一切なしで最初からピストル射撃をきちんとした練習方法で始めるようにすれば、早ければ初めて撃ったその日、遅くても数ヶ月もすれば3段点(9点平均)は撃てるようになると思います。「ピストルは難しい、当たらない」と言ってる人は、(ちゃんと教えてくれる人がいないせいで)間違ったアプローチでピストル射撃を始めようとして、上手く撃てないというイメージばかりがついてしまった、ある意味では被害者なんじゃないかと思います。

そんなわけで!

ピストル射撃を本格的にやってみたいと思い立ったのでしたら、「ピストルの撃ち方」をちゃんと教えられる人がいる射撃場に通うか、それが無理なら書籍などで基本的なことを独学でもいいから勉強しながら練習したほうが絶対にいいですよ、ということです。

海外射撃BBSである「TargetTalk」でも、ピストルとライフルとどちらを選べばいいか、どっちが面白いかみたいな話題でトピックが立てられることがあります。ちょっと昔(2014年)に立てられたものですが、まさにそのものって感じのやつがありましたので、抜粋して翻訳してみたいと思います。今、一番ホットなピストル射手である「あの人」の話題もちょっとだけ出てきますよ!

ちなみにこのトピック、オチがなかなかに最低です――

選ぶのに迷ってます、助けてください

TargetTalk : Need help choosing


  • 1か月前に地元の射撃クラブでターゲット射撃を始めました。個人的には射撃が好きですし、実際に楽しんでいます。
    私はライフルとピストルの両方を撃ったことがありますが、どちらを続けるか選択しなければなりません。現在はエアピストル(ちなみに10m)の方に傾いています。
    主な理由は次のとおりです。
    ①ユニークな点
    エアピストルの方がやってる人が少なく、「ユニーク」です(少なくとも私のクラブでは)。私のクラブではピストルを撃つ人はほとんどおらず、私はピストルを撃つ数少ない若者の1人です(15歳です)。
    ②狙い方が独特
    照準器をどこに置くかがすべてではなく、水平と垂直、フロントサイトとリアサイトを揃えることが重要なのがピストルです。一方エアライフルでは、できるだけ真ん中に円を円の中に置くだけです(それでも非常に難しい)。
    ③よりやりがいを感じます
    エアライフルではブーツ、服、手袋がありますが、ピストルでは自分とピストルだけなので、特別な服などの助けを借りずに自分の力で撃っているということで、よりやりがいを感じます(ライフル射手の方、どうか気を悪くしないでください)。
    ④よりリラックスできます
    エアライフルでは、ジャケットを着てライフルを構えて、頬をライフルに当てて、立って射撃姿勢を取ったときに感じることは、「閉鎖的で不快」というイメージばかりです。しかしエアピストルでは開放的で快適です(繰り返しになりますがライフル射手の方、悪気はないので許してください)。ピストル射撃のほうが楽しく、手に「キック」を感じ、ピストルの重さで手が震えます。
    でも、エアライフルには、まだ私を惹きつける何かがあります。それは、エアライフルが「射撃」スポーツとしてより認知されているという事実です。ピストルだと「それって射撃スポーツなの……?」って思われちゃいますが、ライフルだとすぐにそうだとわかってもらえます。
    とても馬鹿げた話題ですが、寝る前にこれを書かなければならないと感じました。(エモキー)
  • なぜ、どちらか片方だけを選択しなければならないのですか?
    その選択は、「なんのために射撃をするか」によっても変わってきます。大学のチームでトライしたい、全国チャンピオンになりたい、あるいは米国射撃チームを目指すなら、ライフルとピストルのどちらかに「専門化」する必要があるかもしれません(ただし、ニック・モワーラーは、もともとムービングターゲットの選手だったが、その後ピストルに転向し、現在は伏射ライフルでチャンピオンシップメダルを獲得しています)。
    まるでライフルは照準が簡単であるかのような言い方ですが、ライフルでもピストルでも、照準の合わせ方と構え方は同じくらい重要です。エアピストルのターゲットの「10サークル」よりも、ライフルのターゲットの1mmのドアを狙う方がより難しいかもしれません。
    エアライフル射手が着ているすべての衣服は、義務ではなく任意によるものです。あなたが感じているというライフル射撃の「閉鎖的な感じ」を減らしたいのなら、ブーツとパンツは使用せず軽量のジャケットとシンプルな裏地付きの革製の冬用ドライビンググローブだけを着用してみてください。(パット・マッコイ アメリカ・モンタナ州ホワイトサルファースプリングス)
  • ありがとう。私の子供っぽい態度はどうか無視してください。放課後、とても疲れていたんです。どうしてこんなに愚かで子供っぽいトピックを書いたのか、本当にわかりません。すみません。私が理解できなかったのは、照準器の位置合わせだけです。私が照準器の位置合わせで言いたかったのは、エアピストルでは前方と後方の照準器を同じに保たなければならないのに対し、エアライフルでは前方と後方の照準器は常に安定しているということだと思います。
    この子供っぽいトピックについて本当にお詫びします。もし誰かが気分を害したなら、どうかお許しください。(エモキー)

訳注:「照準器の位置合わせ」をする段階で、ライフルならちゃんとできる人がピストル独特のやり方に馴染めずに苦労する(難しさを感じる)というのは、射撃あるあるの一つです。ライフルは、リアサイトの穴・フロントサイトのリング、そして標的の黒丸の3つを同心円状にきちんと揃えるという「ただ一つの正解」があるのに対し、ピストルは前後サイトをきちんと揃えるのは絶対のルールでも、そのどこに標的の黒丸を持ってくるか(フロントサイトとの隙間をどのくらい開けるか)については人によって違う、つまり「ただ一つの正解が存在しない」という特徴があります。
  • 決して気分を害したわけではありません。
    照準器を一直線上に保持することが大事だというのは、ライフルもピストルも同じです (ただライフルは前後サイト間の距離が長いため、それを実行するのはより簡単だというのは確かです)。
    あなたの質問の多くは、答えがあなたの目的によって異なる可能性があるため、答えるのが難しいです。(パット・マッコイ アメリカ・モンタナ州ホワイトサルファースプリングス)
  • 提案させてください。私は多くの優れた射手を知っています。優れたピストル射手はライフル(どんなライフルでも)を上手に撃つことができます。平均的な学生や何年も練習していない人よりはるかに上手です。
    優れたライフル射手はライフルを上手に撃つことができます。他のライフルも上手に撃てるかもしれません。ただ、大口径ライフルでの長距離射撃は、小口径やエアライフルと大きく異なるスキルが必要になります。それぞれをうまくこなすためには、それぞれ異なる専用の装備が必要です。
    優れたライフル射手のほとんどはピストルを上手に撃つことができません。優れたピストル射手はトリガーコントロールと照準の達人です。これは他の多くの射撃スポーツに応用できるスキルセットです。
    オリンピッククラスのエアピストルと射撃に必要なすべての装備は500ドル以下で手に入ります。もっとお金をかけることもできますが、必ずしもそうする必要はありません。
    私はオハイオ州中部でエアピストルリーグを運営しています。お住まいの地域でそのようなクラブを探してください。(オートバイのダン オハイオ州マウントバーノン)
訳注:「オリンピッククラスと同レベルのエアピストル(と装備類)をあわせて500ドル以下で手に入る」というのは、2014年というこのトピックが立てられた時期が影響していると思います。当時はまだ、ロシア製のコッキング式エアピストルが300ドルくらいで手に入ったんですね。今は、いろいろな事情があってもう無理になっちゃってます。
  • 確認しておかなければならないことがあります。上達するには、ちゃんとしたコーチングを受けることと、競技会に参加することが必須ということです。
    コーチなし・孤立無援で練習するだけだと、コーチがいればもっと早く学べたであろうことを、多くの時間を費やして学ぶことになります。本からも学ぶできますが、非常に時間がかかります。
    競技会は、進歩し続け、興味を持ち続けるために重要です。
    なにはともあれ、エアピストルでもエアライフルでも、重要なスキルを学べるというところは同じです。ピストルの方が興味があるなら、ぜひやってみてください。私はライフルから始めて後からピストルを撃つようになりましたが、正直に言うと、ピストルへの集中力と活動によって、ここ数か月でライフルのスキルもかなり向上したと思います。ライフルで停滞していたので、しばらくの間、何か違うことをする必要があったのです。ピストルとライフルと両方を撃つメリットの1つは、物事について考え、自分の方法を検討することを余儀なくされたことです。(ジェイエムデイビス)
訳注:最初はちゃんとしたコーチについて習わないと、駄目とはいわないけれどすごい遠回りをしてしまって大変だよ、ってのはやっぱり世界共通みたいですね。eラーニング系の動画がYoutubeとか見ればたくさんUPされてたり、教本がKDPで買えたりと、今は昔に比べればいろいろと情報という点では恵まれていても、それでもやっぱり「直接見て、教えてもらえる」ということのメリットというのはとても大きいものがあるってことなんだと思います。
  • 皆さんの助けに感謝します。今私が抱えている問題は、スポーツというよりは私自身の問題です。少しずつ、射撃が楽しめなくなっているような気がするのです。撃つたびに喪失感と、同時に満足感をも感じます。射撃に行く日は、あまり好きではない「あの」曜日です。射撃中は喜びを感じますが、スコアのためではなく、楽しみのために射撃したいです。一方、やめようとすると、それについて考えるだけで後悔します。(エモキー)
  • まず第一に、私はエアライフルについてあまり詳しくありません。第二に、所持している初心者用のエアライフルは、ロングアームの絶対的な基礎を学ぶためだけのものです。
    衣服に関しては、特別なものは必要ありません。私が購入した唯一の「特別な」衣服は、1970年代の50ドルのライフルジャケットです。とても着心地が良いので、今では定期的に着用しています。他に必要な装備はオフハンドスタンドだけです。これは50ドル以下です。PCP/CO2以外のエアライフル(たとえばSSP)を購入する場合は、スキューバタンクを購入する必要はありません。ライフル本体以外のアクセサリはすべて100ドル以下です。
    ジャケットもスタンドも「必須」ではありませんが、アクセサリを購入する場合は、この2つのアイテムが最も質素な購入計画になることをお勧めします。
    追伸:メガネが必要な場合は、コンタクトレンズの使用を検討してください。非マスターアイの額に「付箋」をテープで貼り付けて目隠しとして使用します。必要な場合は汗止めヘッドバンドを着用します。これもかなり安価なアイテムです。(コンラディン 地下階)
  • >射撃が楽しめなくなっているような気がするのです
    なぜ射撃をするのか、それを心の中でハッキリとさせる必要があるのでは。射撃の何が面白くて楽しいのか? 射撃の目標は何ですか? 射撃の目標や理由がなければ、ただ漂っているだけで、本当に楽しむことはできません。
    ただ「撃つのが楽しい」というだけの理由で射撃をするというのもアリです。射撃をするにあたってスコア向上を目指すことはとりたてて必須のことではありません。スコアはあくまで、自分自身に挑戦する手段の一つにすぎません。スコアの代わりに、良いショットを打つために必要なアクティビティのリストを作成し、各ショットの後にそれを達成できたかどうかを自分で採点することができます。これが上手くいくための本当の秘訣です。結果(スコア)ばかりを気にすることをいちど忘れて、アクティビティに集中してください。あなたの目標は、アクティビティのすべてまたはほとんどをうまく行うショットの割合を増やすことかもしれません。
    私のスコアは20歳のときとは程遠いですが、今日の老眼と体でできる限りのことをすることには今でも達成感を感じています。(パット・マッコイ アメリカ・モンタナ州ホワイトサルファースプリングス)
  • >射撃の何が面白くて楽しいのか? 射撃の目標は何ですか? 射撃の目標や理由がなければ、ただ漂っているだけで、本当に楽しむことはできません。
    私の心そのままで、まるで読まれてしまったかのようです。なぜ射撃をしているのか分からない……。銃の仕組みや射撃というテーマを学ぶのは楽しいですし、撃つことそのものも好きなのですが……。環境のせいかもしれません。オリンピック種目を練習するための射撃場だということは理解していますが、人々はスーツを着たロボットのようにスコアだけに集中しています。私も時々自分のクラブに行くのが怖くなります。ほとんどの人が30歳以上で、そこで射撃をしている子供は「ああ、これはまた「武器はかっこいい」という子供に違いない」と思われてしまいがちです。(エモキー)
訳注:「銃を撃つこと」そのものはけっこう好き。だけど、ライフル射撃場で射手のみんなが、まるで修行僧みたいにしかめっ面でじーっと押し黙って、何が面白いのかしらんがペシペシとただ的を撃ち続けてるだけ、あんな雰囲気は耐えられない……! みたいな感想を持つ人ってのは、確かにいます。そして実際、ISSF系の射撃をやってる人たちの雰囲気って、ソレに近いものがあります。和気あいあいと互いにいろいろ言いながら賑やかに練習してる風景なんてのは、まずめったに見ません。それに多くの場合、射場で大声で会話なんかしてたら「マナー違反」と言われてしまうでしょう。
「そういう雰囲気」にはどうにも馴染めない……というのでしたら、残念ですけれど、そもそもそういった静的を撃つスポーツにはあまり向いてない性格なのかもしれません。動きがあるクレー射撃のほうが性に合うかも?
  • >人々はスコアだけに集中しているスーツを着たロボットのようです。
    どうしてわかるのですか? 彼らに聞いてそう言ったのですか?
    あなたはどういったことに注目しているのでしょう? おそらく、彼らが自分の技術が向上しているかどうかを測定するやり方についてではないかと思います。あなたは、彼らはどんなことを注視するべきだと思いますか?
    >子供は「ああ、これはまた「武器はかっこいい」という子供に違いない」と思われてしまう
    誰かがあなたにそのようなことを言ったことがありますか、それとも想像ですか? 射撃選手の誰かと(射撃を終えた後に)、このスポーツの何が気に入っているか、または射撃場に来る若い射撃手についてどう思うかなどについて話をしたことがありますか?
    ほとんどのクラブでは、若者は「射撃の未来を担う重要な人材」として受け入れられており、年長の射手はできる限り新しい射手を手伝おうとします。しかし、助けを求められればの話です。求められてもいないのにあれこれと口出しをして手伝おうとはしません。
    クラブにはジュニアプログラムがありますか? 認定コーチはいますか?(パット・マッコイ アメリカ・モンタナ州ホワイトサルファースプリングス)
訳注:「ノーモア教え魔」!
  • 分かるよ!
    パットの言う通り、射撃場の連中と話してみれば良い。たいていは、彼らはあなたが何をしているかをすでに知っている。彼らは、あなたが彼らよりも優れているのではないかと心配しているだけかもしれない。
    ライフルとピストルのどちらを選ぶかという点については、私も何年も前に同じジレンマに陥った。しかし、あなたは正しい方向に進んでいる。私がピストル(エア、フリー、スタンダード)を選んだのは、あなたが考えているのとまったく同じ理由からだ。ライフルには、たくさんの装備が必要だ!さらに、そのガラクタすべてを運ぶダンプカーを持っている人が必要だし、準備と片付けだけで射撃の前後に1時間余分に必要になる。それに加えて、あなたから金メダルを奪おうとしている競争相手は、はるかに多い!
    他の人が言ったように、ライフルは誰でも撃てるし、撃っている。ほとんどの人はピストルをうまく撃てない。ピストルシューターなら、市バスにショートパンツとアロハシャツで乗り込めば、必要なものはすべてポケットに詰め込んだサンドイッチバッグにほぼ収まるんだ。
    ああそれと、このフォーラムで受け取るアドバイスには注意してください。「ポストイット」の付箋を目に貼り、その上にヘッドバンドを巻けなんて言い出す人のアドバイスを聞くんだったら、ついでに背中に「私を蹴って」と書いた看板を貼ってもいいんじゃないかな。狙いを定めない方の目に「スコッチテープ」の小片を貼るだけで十分、一緒に射撃する人の多くは、何年もこれをやっている。
    決断がうまくいくことを祈っています。(エージェント アメリカ・ワシントン州バンクーバー)
訳注:「荷物が少ない」「始める前の準備、終わった後の片付け、両方とも時間があんまりかからない」ここらへんがピストル射撃の(ライフルと比べたときの)大きな利点である――ってところもやっぱり世界共通なんですね!
  • 皆さんの助けに感謝します。射撃を続けるならピストルのつもりですが、前に言ったように、今のジレンマはそもそも私は射撃を続けたいと思っているのかどうかです。射撃やその他のことは楽しいのですが、社会的な問題(社会不安)があり、それが「楽しくない」と言い訳に自分に言い聞かせざるを得ないのです。ターゲットピストルを撃つことができれば、一日中撃つと思います。なぜなら、一人なのでリラックスできるからです。皆さんは、他の人を少し無視して、自分がしていることや楽しんでいることに集中するにはどうしたらいいのでしょうか?(エモキー)
  • >狙いを定めない方の目に「スコッチテープ」の小片を貼るだけで十分、一緒に射撃する人の多くは、何年もこれをやっている。
    もちろん、誰もがユスフ・ディケチ(グラナダで金メダルを2個獲得した)のようにアイウェアを一切着用せず、両目を開けて射撃するわけではありません。(コンラディン 地下階)
訳注:ここで出てきました、「無課金おじさん」ことトルコのユスフ・ディケチ選手。2014年に立てられたトピックへの書き込みなので、当然のことながら2024年パリ五輪での活躍とその後の大人気とは全く関係なく、当然のように「なんの装備も使わずに撃つのが格好いい」例として名前が出てきてます(当時は今と違ってメガネすら着用してませんでした)。
  • >皆さんはどうやって他の人のことを少し無視して、自分がやっていることや楽しんでいることに集中するのですか?
    それらを「少し」無視するのではなく、完全に無視します。自分のしていることに集中するだけです。
    ノートを用意し、射撃のルーチン、つまり良い射撃をするために行うすべてのことを書き留めます。そしてトレーニングを始めるときに、リストを1ステップずつ実行し(最終的には自動的に実行できるようになります)、そのステップだけに集中します。他のことは頭から消え去っているはずです。
    そういった射撃ルーチンが構築できれば、自宅でも同じやり方で空撃ち練習をすることができます。
    射撃は、他の人との社会的交流にほとんど依存しない数少ないスポーツの1つです。ターゲットと戦うのはあなたです。ターゲットはただそこに待機しているので、実際にはあなた自身と戦うことになります。自分の心/思考をコントロールし、素晴らしい生涯スポーツを楽しんでください。(パット・マッコイ アメリカ・モンタナ州ホワイトサルファースプリングス)
訳注:射撃スポーツは究極の個人競技であり他人との交流に依存しない……ってのは確かにそうなんですけれど、長い事このスポーツに関わってると、いろんなしがらみが生じてきて、完全に「他人からは自由だ、自分だけの世界だ」とはならないってのも事実ではあります。というか人間、生きてれば好むと好まざるに関わらず、なにかしら他人との関わりってどうしても生じてくるものなんだと思います……。
  • 皆さんの助けに感謝します。
    昨日、私と友人はスキート射撃に行きました。ええ、このスポーツの面白さに驚きました。超高速の本能はただただすごいです。とても楽しかったです。10mエアピストル射撃を続けてもよいかもしれませんが、今ではスキート射撃に衝撃を受けています。(エモキー)

酷いオチです。結局ピストルもライフルもどっちも選ばないのかと。

とはいえ、15歳で「エアピストルとエアライフルを両方体験して、どちらにしようか迷ってたら、スキート射撃をやってみてこっちのほうが面白くなったのでそっちに心が動いてる」なんて言える、まさに「いろんな選択肢が存在していて、どれでも選ぼうと思えば選べる」という環境は羨ましい限りですね。

-実銃射撃, 海外の反応シリーズ

Copyright© あきゅらぼ Accu-Labo , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.