実銃射撃 射撃のコツ 海外の反応シリーズ

効き手と効き目が逆だった場合の正しい対処法について【海外の反応】

投稿日:2024年8月26日 更新日:

当ブログで比較的人気の記事の一つが「利き手と効き目が逆の場合の射撃」です。

利き手と効き目が逆の場合の射撃【海外の反応】

ライフルもピストルも、利き手と効き目が同じ側にあることを前提に作られているので、そうでない人(クロスアイの人)はいろいろと苦労することになります。実際にクロスアイの人はどのくらいいるかというと、統計にもよりますがだいたい1割~3割くらいと、けっこう高い率です。

クロスアイだったときの選択肢は大きくわけて3種類。
①利き手で構えて、効き目じゃない方で狙う
②利き手で構えて、効き目で狙う(クロス射撃)
③利き手じゃない方で構えて、効き目で狙う

「左利き用の銃」というのは手に入りづらいし値段も高くなるので(銃に限らず、楽器でも日用品でもなんでも同じだと思います)、銃は右利き用を使うことを決定事項として(利き手が右の人は右用の銃、利き手が左で効き目が右の人も右用の銃)、その上で効き目が逆になってしまう場合は、無理して効き目じゃない方の目で狙うか、無理して効き目の方で狙うかのどちらを選ぶかを考える……というのが、一般的な「クロスアイだった人向けのアドバイス」になるかと思います。

どちらがいいのか?

なかなかこれといった回答がでません。上記リンクでも「確実にコレがいい」という結論は出ずじまいでした。

今回紹介するのも、最後の最後まで結論めいた結論は出ません。じゃあなんで紹介するのかというと……読んでいただければわかると思いますが、2013年というかなり昔のトピックにもかかわらず、今いちばんホットな「あの人」の話題が登場しているからです!

効き目と効き目が逆だった場合の正しい対処法について

Target Talk : eye dominance


  • 私は射撃については素人ではありませんが、10mピストルについては初心者です。ホームディフェンスやキャリーガンなら狙いを定めて撃つことは十分できます。実際のところ、ホームディフェンスのような緊迫した状況で近距離の目標を射撃する際に、しっかりと正確に照準を合わせることはそれほど重要なことではありません。
    しかし、10mエアピストルでは、それがすべてです。私の問題は、効き目である左目の視力が 20/20(訳注:英語圏における視力の表現で、日本での「視力1.0」と意味は同じ)より良いくらいなのに、右目の視力が悪いことです。私は右利きの射手です。右目で撃つためにさまざまな方法 (Eyepalなど) を試しましたが、あまりうまくいきません。姿勢とセットアップを少し調整して、良く見える方の左目で狙ったほうがずっとうまくいきます。
    結果がどうかってほうが重要ですよね? 調べてみると、クロスアイドミナンス(銃を構えてるのと逆の目で照準すること)の世界クラスの射手は実際にいたようですし、現在もいるようです。(南の街の少女 アメリカ・ルイジアナ州)

eypal
訳注:なんだろうソレと思って調べてみたら、これ、メガネに貼るシールです。中心には小さい穴が開いています。目的としてはアイリスシャッターと同じで、小さい穴を通して見る(ピンホール効果)ことでターゲットとサイトの両方にピントがあう状態にすることを目的とするものです。可変式のアイリスシャッターよりも遥かに単純で安価なやり方でソレを実現しています。ただ、安価といっても価格は30ドル……。ただのシールですよコレ……。
  • クロスアイドミナンスは何も悪いことではありません。特に最初は、90度の真っすぐな姿勢を取ろうとすると首の筋肉が上半身と腕を引っ張る傾向があるため、少しオープンスタンスになる姿勢をとる必要があるでしょう。もう 1つ試してみるとよいのは、射撃しない方の手を腰または少し後ろのウエストバンドに入れることです。こうすると、上半身が首の筋肉と反対方向に引っ張られる傾向があり、より真っすぐな姿勢を取ることができます。覚えておいていただきたいのは、射撃において最も重要なのは一貫性(何度も全く同じように繰り返せること)であって、どちらの目で照準してるだの姿勢がどうだのいったことが「教科書どおりでない」ことなんて、何の問題もないということです。(ランディ152 アメリカ・カリフォルニア)
  • 射撃用メガネを買ってください。(ローバー アメリカ・アイダホ州北部)
  • 射撃用メガネを買うなら、焦点距離を 1メートル以上にしてください (フロントサイトがハッキリと見える距離)。この話題は、当フォーラムでなんどか話題になっていますので検索すれば詳細な内容がわかります。(jr アメリカ・カリフォルニア)
  • 紙切れに小さな穴を開けたものをメガネに取り付けて、その穴からサイトを見てください。その結果、ハッキリと見えるようになるなら、「ゲーマン クリップオン アイリス」を購入すれば、同じことをもっとうまく行うことができます。首の負担が軽減されるかもしれませんし、ライフルも撃つ場合は、射撃時に脳が混乱することが少なくなるかもしれません。(ブレント375hh アメリカ・ミネソタ州ミネアポリス)

「メガネに貼り付ける小さい穴があいたシール」をわざわざ30ドルも出して買って試したって質問者がちゃんと書いてるんですから、このアドバイスは正直言って「もっと元質問を読め、役立たずが!」って言われてもしかたない投稿に見えるのですが、それはそれとして投稿内で書かれてるアイテムについて。


ゲーマン クリップ-オン アイリス(GEHMANN cli-p-on iris)
見てのとおり、ウチ(あきゅらぼ通販)で製造販売しているアイリスシャッターと基本的に同じもの、というかネタ元です。ただ、実際にコレを使うと照準に使う目の前のほぼすべてが「真っ黒な板」で塞がれてしまうため、目に入ってくる光の量が極端に減ってしまい瞳孔が開きっぱなしになり、目の本来もつピント機能が時間が経つにつれどんどんと衰えてしまい試合が終わってアイリス外したときには「世界の何もかもがぼんやりとぼやけて何も見えない」ような有り様になってしまいます。


あきゅらぼ アイリスシャッター(本格派)
それをなんとかできないかと思って作ったのがコレです。可変アイリスを取り付ける台座を不透明な黒い板ではなく透明のポリカ板にすることで照準眼に入ってくる光の量を十分に確保し、瞳孔が開きっぱなしになって何も見えなくなる状態になるのを防ぎます。自分で言うのもなんですが元ネタのゲーマン製より数段優れてると思います(ついでに言えば値段もずっと安い)。

  • おっしゃるとおり、クロスアイドミナンスであることには何の問題もありません。必要なのは、「自然」で繰り返し可能な姿勢を見つけることだけです。この最後の「繰り返し可能」という部分こそが本当に重要な部分です。姿勢を変えずに好きなだけ何度も繰り返せる必要があります。(rmca ポルトガル・リスボン)
  • もし私があなたと同じ状況だったら、左撃ちへの転向を検討すると思います。私は左利きへの転換に成功した射撃手(優秀な射撃手)を何人か知っています。ただ、左目で狙い右手で射撃する優秀な射撃手も知っていますが……。(ローバー アメリカ・アイダホ州北部)
  • 左目の視力が右目よりも良い場合は、何らかの特別な対応が必要です。クロスサイト射撃には限界があり、それで世界クラスのレベルに到達した人を私はまだ見たことがありません。
    最初に私に射撃を教えてくれた人はクロスアイでも構わないと言ってましたが、その後、私が話したり連絡を取ったりした世界クラスの射手は、みんな「それは駄目だ」と反対しました。
    効き目に合わせて左手で射撃する場合は、左手のウェイトトレーニングをして、良い方の目を活用する必要があると思います。利き手に合わせて右目で照準しようとする場合は、射撃用メガネの処方箋が必要です。ターゲットが鮮明に見えるほど超鋭敏である必要はありませんが、精密に狙いを定め始めるとターゲットがぼやけてしまうため、フロントサイトが鮮明に見える必要があります。
    私は処方箋メガネは使用していませんが、射撃用メガネには +1.5のレンズを使用しています。目隠しを使用する場合でも、左目を閉じる場合でも、両方のレンズの矯正後視力を同じになっていることを確認してください。
    私は右手でピストルを撃ちますが、利き目は左です。そのため、(めったにないことですが)ライフルを撃つときときは左手で撃ち、利き目で照準します。現実的にライフルを右で撃つのは難しくなりました。できれば派手な射撃用メガネをかけたくないからです。
    もっと良い回答ができるベテランの方がいると思いますが、私自身は初心者なので、これが私の13か月の射撃人生での経験です。(コンラディン 地下階)
  • >私はまだ、クロスサイト射撃で世界レベルのレベルに到達した人を見たことがありません。
    グレナダワールドカップの男子エアピストル決勝のビデオをご覧ください。イタリアのアンドレア・アモーレは、右手射撃・左目照準で銀メダルを獲得しました。(ダンド アメリカ・アイダホ州)
  • >イタリアのアンドレア・アモーレは、右手射撃・左目照準で銀メダルを獲得しました
    もちろん、私よりずっと経験豊かな人が答えを持っています。
    他に誰かいますか? 実際、リストを見たいです。
    追伸: 彼にメールを書いたところです。私はシチリア語を話せません (いくつかの汚い言葉を除いて) ので、私のイタリア語が彼に理解してもらえるくらい上手であることを願います...そして、交差照準についての考えを聞かせてください。(コンラディン 地下階)
  • ミシェル・アンセルメは、2000年のオリンピックでラピッドファイア(右手左目)で銀メダルを獲得しました。(ティコ スイス)
  • ロベルト・ディ・ドンナ(1996年AP60金メダル&FP銅メダル)は右利き左目じゃなかったっけ?
    アントアネタ・ボネバも確かそうだったハズ。(デビッド・レヴィーン イギリス・ルイスリップ)
  • あくまで私の個人的な意見です:
    解決策①:検眼士を訪ねて、どういう問題に悩まされているか説明し、相談してください。通常の目の欠陥 (乱視など) を矯正する右レンズのメガネを作ってもらい、レンズの焦点がフロントサイトまでの距離に固定されているようにします。左のレンズは明るい色で不透明にします。そうすれば、右手で右目を撃つことができ、両目を開けた状態も望ましいです。
    解決策②:右目の視力が左目よりもかなり弱い場合、または解決策①が機能しない場合は、クノブロッホやチャンピオンなどの射撃用メガネのフレームを持って再度検眼士を訪ねて相談してください。射撃用メガネのフレームに合うようにレンズを調整した、左目用の矯正および焦点レンズを作ってもらいます (射撃用メガネのレンズ角度は通常のフレームよりも調整が簡単です)。次に、姿勢、位置、グリップ、およびトリガーの位置をそれに合わせて変更します。これをやり遂げるには、それまで身につけた技術をかなり調整する必要がありますが、長期的にはおそらく最善の解決策です。
    修正方法③(根本的な修正):上記のいずれも効果がなければ、左手左目の射撃に変更します。これには多くの時間と再トレーニングの労力、そして新しいグリップのためのお金がかかります。この修正方法では、利き目ではなく、利き手ではない腕/手を使用します。ただし、実行可能です (実際にそれで良い結果を出した例があります。1936年のハンガリーの世界クラスの射撃選手であるカロリー・タカチです。彼は従来は右手射撃右目照準でしたが、1938年に右手を負傷し、左手に持ち替えて、1948年と 1952年のオリンピックでラピッド ファイア (左手右目) で金メダルを獲得しました)
    あなたはどれほど真剣に取り組んでいますか、または取り組みたいですか?
    最良の修正方法は (理論的には) 利き腕/手と目を使用する修正方法②だと思いますが、最も簡単なのは修正方法①です。(jliston48 オーストラリア・テモラ)
  • 少し王道とは異なる解決法だとは思いますが……。
    私は遠近両用レンズを使用しています。レンズを正しい位置で覗くと、フロントサイトには焦点が合いますが、ターゲットはぼやけます。頭の位置は適切で、首に負担がかかりません。射撃用メガネを諦めて遠近両用レンズに切り替えた人はいますか?(ブライアン・ラファティ アメリカ・バーモント州リンドンビル)
  • 一部の「強硬派」は利き目ではない目(右目)で撃つように強く主張していますが、彼らの主張を否定する説得力のある証拠がすでにいくつも投稿されています。
    どうか彼らの主張には耳を貸さず、今やってるのと同じように利き目と右手で撃ち続けてください。
    私は1973年以来、クロスドミナントで撃っていますしそれで試合にも出ています。また、常に両目を開けて撃っています。
    視力矯正に関しては、フロントサイトをはっきり見ればよいことはすでにご存知でしょうから、視力を適切に矯正してください。幸運を祈ります。(パウ080 アメリカ・カリフォルニア州コロナ)
  • >私は遠近両用レンズを使用しています
    こんにちは、ブライアン。私も遠近両用レンズを使っていたことがあります。
    あとから消すことができる黒マーカーで、焦点が合う場所に小さな「◯」を記しました。私は乱視を矯正した新しいレンズ(処方箋1枚)を装着した古いフレームを使い、焦点を40インチに設定しました。
    これは、さまざまなピストルで射撃姿勢を取った時の、目からフロントサイトまでの平均な距離です。
    これは遠近両用レンズを使うよりもはるかに良い設定です。今では、レンズの位置を見つけるのに小さな「◯」は必要ありませんし、また、それほど費用もかかりません。
    私は、2つのレンズに70ドル支払いました。1つは私のVargaフレームに合うレンズで、もう1つは以前使っていた遠近両用レンズに取り付けたレンズです。(パウ080 アメリカ・カリフォルニア州コロナ)
  • ブライアン、私も同じ状況です。幸い、私の乱視はごくわずかなので、射撃用メガネに普通の球面レンズを使用できます。
    一般的なメガネを使うと、頭の位置が少し不自然になり、正しい位置にするのに時間がかかることが問題でした。つまり、銃を持ち上げると、レンズのスイートスポットを見つけるのに数秒かかりました。本来なら意識を向けるべき射撃シーケンスではなく頭の位置のことばかり考えていたため、気が散ることにもなりました。私の場合、銃がふらつき始める(構え始めてからだいたい9~12秒後)より前にシーケンスを完了したいという事情もあります。そのため数秒であっても無駄にはしたくないのです。(ランダムショット アメリカ・ケンタッキー州レキシントン)
  • ありがとう!
    こんなに素晴らしい情報を得ることができてとても嬉しいです。皆さんのご協力に感謝します!!!(南の街の少女 アメリカ・ルイジアナ州)
  • 「利き手・効き目ではない目」で撃つ世界クラスの射撃選手は、どのくらい一般的なのでしょうか? 私が知っている唯一の選手はアイスランドのアスゲイル・シグルゲイルソンで、彼は左目が利き目ですが、射撃には利き手である左手と、効き目ではない右目を使っています。このような射撃選手を他に知っている人はいますか?(アデア)
  • >レンズのスイートスポットを見つけるのに数秒かかります
    私はレンズの正しい位置にすぐにたどり着くことができますが(おそらくスタイリッシュなフレームのおかげです)、その僅かな時間ですら惜しいという点についてはあなたと全く同意見です。古いフレームに単焦点レンズを付けるというアイデアはいいですね、週末にウォルマートで調整してもらうつもりです。情報ありがとうございます。
    余談ですが……利き目ではない目を隠す方法として私が「これは面白い」って思ったのは、東ヨーロッパの射手が、はげ頭に破れたボール紙の切れ端をテープで貼り付けてたやつです。彼はワールドカップ決勝に出場していました。素晴らしい射撃でした……。(ブライアン・ラファティ アメリカ・バーモント州リンドンビル)
  • >「利き手・効き目ではない目」で撃つ世界クラスの射撃選手は、どのくらい一般的なのでしょうか?
    利き目(ドミナンス・アイ=支配的な目)の支配力には人によって程度があり、両目の支配力がほとんど人もいれば、左右で大きく違う人もいます。実際には、利き目ではないほうの目でうまく射撃できるかどうか試してみなければ何も言えません。射撃しないほうの目にブラインドをかけるのは有効な手段ですが、人によってはそれでも十分ではありません。
    それを踏まえて、「世界クラスの射手で効き目ではない方で照準している人はどのくらいいるか?」という質問に対する答えは、はっきりとはわかりませんがおそらくクロスドミナント (利き手と逆の効き目で照準) で射撃する人の数よりは多いと思います。(ロブ・スタッブス イギリス・イングランド、ハーツ)
  • 私は利き手は右手で、左目が効き目の、クロスアイドミナンスです。数年間は左手で射撃していましたが、進歩が見られなかったため、悪い目/良い手に切り替えました。ある程度までは良くなりましたが、フロントサイトに焦点を合わせるのに常に苦労しました。左目は遮られているにもかかわらず、左目が主導権を握ろうとしていることに気づきました。
    そこで左目(効き目)用に新しいレンズを作り、良い目/良い手に切り替えてみることにしたところ、着弾のまとまり具合は小さくなり、目の疲れ方も穏やかになりました。
    フロントサイトに焦点を合わせて黒い点を無視する方がはるかに簡単だと感じています。この新しい方法を始めたばかりですが、私には合っていると感じています。
    個人的なアドバイスは、専門家の言うことは無視して、良い目/悪い手、良い目/良い手、そして悪い目/良い手を試してみることです。これはあなたの財布と忍耐力への挑戦ですが、すべての状況は独特であり、アドバイスに従うことは他の誰かにとってうまくいったことをやっているだけだと私は確信しています。(リカルド アメリカ・テキサス州ダラス)
  • つい最近、ShootingSight のメガネを、補正インサート付きで注文しました。私は、目から2フィート(60センチ)以上離れたものについては矯正なしでもハッキリ見えるので、ピストルシューターに推奨されている +0.75レンズを購入しました。私の場合、これらのレンズは、私の過焦点をフロントサイトとほぼ同じ位置に配置してくれます。
    経験上、フロントサイトにより焦点を合わせやすくなり、何も考えずに鮮明に焦点を合わせることができると断言できます。残念ながら、スコアはまったく向上せず、もちろん「パフォーマンスが急上昇」することもありませんでした 。パフォーマンスが「急上昇」しなかった理由は、練習が足りないからです。それでも、このメガネは気に入っていますし、購入してよかったと思っています。
    正直に言うと、私が本当にやりたいのは、ユスフ・ディケチのように射撃することです。彼は何も目を覆うことなく競技に参加し、ISSFワールドカップで3つのメダルを獲得しています (ミュンヘン2011 の金メダルを含む)。ですから、明らかに彼にとってその「なにも使わないやり方」こそが最も効果的だということです。
    私がピストル射撃が好きな理由の1つは、それが「装備が重い」わけではないことです。できるだけシンプルにするために、普段着と靴が競技用の服と靴でもあるのが気に入っています。(jr アメリカ・カリフォルニア)
冒頭に書いたとおり、このトピックは2013年に立てられたもので、この書き込みも当時のものです。これから11年も経ってから、ユスフ・ディケチがオリンピックで銀メダルを取り、「無課金おじさん(no equipment shooter)」として世界的に(特に日本において!)人気爆発するなんてことを、いったい誰が予想し得たでしょう。
  • >私が本当にやりたいのは、ユスフ・ディケチのように射撃することです
    私も、彼の大ファンです。特別なアイウェアも耳を覆う装備も使わず、両目を開けたまま撃ちます。どうやってそれをこなしているのか全く分かりません。(コンラディン 地下階)
  • >私も、彼の大ファンです。特別なアイウェアも耳を覆う装備も使わず、両目を開けたまま撃ちます。
    彼は耳栓をしているように見えます (少なくとも 2011 年のミュンヘンのビデオでは確かに着用してます)。
    しかし、確かに彼は集中力があります。彼は10リングを睨みつけ、「お前をやっつけてやる」 (トルコ語で何と言うんでしょうね) と思っているように見えます。(jr アメリカ・カリフォルニア)

2011年ワールドカップの映像です(ISSFアーカイブ)。今と違って髪の毛黒いし、メガネもかけてませんが、「標的を睨みつける」ってのは確かに今と同じですね。照明の具合もあって迫力満点!

11年も昔のトピックですが、最後の最後にびっくりする人の名前が出てきました!

「普段着でふらっと現れて淡々と撃って銀メダルを取ってった、とてもアスリートには見えない見た目が普通のおじさん」っていうのが一般的なユスフ・ディケチ選手に対する印象になっちゃってますが、実際にはもうずいぶんと長いこと、トルコを代表するピストル射手として世界の第一線で活躍しつづけている有名人だったんだってことがわかりますね。

11年前のこの時点でおいても話題になっている理由というのが、「特別な装備もなにも着けないで撃ってるところが格好いい!」っていう、今、日本で人気爆発している理由と全く同じだってところにも注目です。みんな、格好いいって思うところは同じなんだ……。

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