昨日から今日にかけて朝霞で全国ピストルが開催されたわけですが、私がエントリーしていた昨日は風速10mを超える強風で、そりゃもうえらい騒ぎでした。雨は降ってなかったので、いつぞやの「洗車機の中で撃ってるみたいだ」ってほどじゃありませんでしたが、そこらじゅうでいろんなもんがバタバタとまくれ上がるわ、枯れ草が射座まで吹き込んできてあちこちに引っかかるわ、そしてこれが一番の問題ですが、構えて狙ってる途中で風に吹かれて照準がものすごい勢いで左右に動くわで、さんざんでした。
お天気に文句を言ってもしょうがないとはわかっているものの、「これは競技やる環境じゃねえよなあ…」ってのが正直なところです。石巻の50m射場みたいに、板で囲って簡易的な屋内射場に改造しちゃうってのは無理なんでしょうか。
まあそんなこんなで、構えたときの身体的感覚がグチャグチャになってしまったので、こりゃあかん、一度ちゃんとした射場で練習して感覚をイチから構築しなおさないと、次の大会では無茶苦茶になってしまうと思い、2日連チャンになりますが葛飾スポーツセンター射場、通称「奥戸射場」に行って来ました。
自宅のすぐそばにある空気銃射場なのですが普段の練習は自宅での据銃練習と玩具銃での練習ばっかりなので、奥戸射場にはあんまり頻繁に顔をだすというわけではありません。そのおかげですっかり「レアキャラ」扱いいされてたりします。
練習後、管理の方といろいろ話をしたのですが、この射場に来る人にもAPS-3をはじめとした玩具銃を持っていて普段から練習している人はけっこう多いようです。立派な射撃場があるのだからここを使えれば最高なのだけれど、行政の許可とかそういう法律的なからみがあって、基本的にそういうことはできないのだとか。
しかしやりようはいくらでもあって、射撃場ではなく上階にある会議室でなら法律的な問題は全く無いのだから、玩具銃を使った射撃大会だろうが体験会だろうが講習会だろうが開催し放題。なんならデジタルシューティングの機材も持って行って体験会も同時開催するなんてことも、もしかしたら可能かもしれない……。
なんか夢が広がりますね。奥戸射場がある「葛飾区総合スポーツセンター」は、交通の便ってことだとかなり不便、ほとんど陸の孤島……いや、複数の河川に囲まれて周囲から断絶してるから文字通りの孤島に近いのですが、それでも区の広報に告知を掲載したりとかそういう「公的」な射撃会として開催できれば、今までになかった層の方々に興味を持ってもらえるかもしれません。とにかく今は、そんなこと(スポーツセンターの会議室で玩具銃の大会を開く、なんてこと)が可能かどうか、各方面にアタリを付けてる状態です。