※協賛:ノーベルアームズ、ライフルショップエニス、銀座銃砲店、フリーダムアート、赤羽フロンティア 協力:新宿Target-1
2008年の6月にプレマッチを開催して以来、51回にもわたって続けてきた新宿ピンポイントシューティングですが、会場となっているTarget-1が入っているビルの1~2階で営業しているエチゴヤ新宿店の移転に伴い来年以降の営業が未定ということになり、今回をもってひとまずの休止ということになりました。
プレマッチでは、相原みぃちゃんに無理言って参加してもらったりと気合が入っていたことを思い出します。今ではすっかり天上の人になってしまいましたね……。
さて、とりあえずの最終回となった今回ですが、参加人数が2人、それも「わかってる人」のみの参加だったので、予定を変更して「ひたすらブルズアイ」を行いました。第1回の反省を踏まえ、1枚のターゲットペーパーに撃つ弾数を減らし、そのかわりシリーズ数(ターゲットの枚数)を増やしたものです。20発を15分、それを3回行う形になります。
2シリーズで終了だった前回では、「点数を他の選手と見比べる機会」が1回だけでしたが、3シリーズに増えた今回はそれが2回に増えました。1回と2回の違いですがこれはけっこう心理的に大きく、「抜きつ抜かれつ」という心理ゲームにもなってきます。
1シリーズ目、2シリーズ目とほとんど点差が付かない状態で進みます。40発を撃って付いている点差は5点かそこら。最終シリーズで勝負が決まる、ということでものすごい集中度で最終シリーズに入ります。私じゃなくて他2人も似た感じのようです。もう、ふんかーふんかーと鼻息が後ろから聞こえてくる勢いです(笑)。私が、「まあまあ悪くはないけれど8点を一個撃っちゃったなあ」という感じで終わったのですが、すごかったのがヤマナカさん。8点が無いのは当然として、9点もたった3つだけという「ほぼパーフェクト」の197点です。3発だけ撃ったその9点も「9にギリギリでカスった」なんてもんじゃなく、思いっきりサークルの内側に入っている文句なしの9点。もちろん、これがAPSのターゲットだったら満点です。一気に逆転されました。
「ここまでほとんど点差がない……最後、どれだけ集中するかで決まる!」という状態で、クワーッと一気に集中力が高まったことによる成果でしょう。とにかく凄い結果、見るも美しいターゲットです。もうラミネート加工して仕事机の前に飾っておきたいくらいです。
時間制限15分というのは、気楽に撃とうとすると余裕で余りますが、限界まで集中してただの1発も無駄にするまいと大事に撃っていくと、逆に足りなくなるくらいです。ちょうどいい制限時間といえるでしょう。「ターゲット1つに対して4発(合計で1枚あたり20発)というのも、東京マルイのBBローダーだとワンプッシュで4発が装填されるのでこれはこれで便利なようです。次回、赤羽で開催される第2回の「ひたすらブルズアイ」では、このルールで行きますのでよろしくです!