第25回となるピンポイントシューティングが先週末の土曜日、新宿Target-1にて開催されました。
※協賛:ノーベルアームズ、アームズマガジン、ライフルショップエニス、フリーダムアート
協力:新宿Target-1
うだるような暑さが続く毎日ですが、インドアならあんまり関係ありません。Target-1は駅から歩いてすぐですし。ただ、その「歩いてすぐ」の距離ですら暑さが堪えるのか、お客さんの足も少し遠のきがち?なため、いつもより店内にずいぶんとスペースの余裕があるように感じました。
今回の展開は、これは書いちゃっても別に怒られないと思うんで書いちゃいますが、自分自身の調子が良かった。ブルズアイは9点圏(黒いところ)を一発も外さないで95点(APS本戦だったら10-5x)、プレートも危なげなく満射。2ステージ終えたところで(ハンデを入れない)スコアが145点。満点が150点ですから、これが以前の2ステージ制だったらまず間違いなくトップだったろうというスコアです。ハンデを入れても2ステージ終了時点で2位のオクツさん(前回優勝者)に大差がついており、3ステージ目で20点以上を取ればたとえオクツさんが満射しても私の勝ち、という状態になりました。逆に言うとオクツさんは満射をしなければ絶対に勝てない、そういう状況です。
プレシジョンクラスはそんな感じですが、今回2名の参加となったフリークラスの方も似た感じの状況になっていました。グランドマスターをライフル改造したGMライフルを使用するシバモリさんと、KSCのガスブローバックハンドガン、「ソードカトラス」を使い過去に何度も高得点を叩き出しているしのぶさんが2ステージ終了時点で22点差。シバモリさんが3ステージ目で20点を取れば、しのぶさんが満射しても勝利確定となります。
まずはフリークラスの決着から。シバモリさんは危なげなく2点、8点、10点をヒットして20点を獲得、優勝を決めました。しのぶさんは見事に満射を決めましたがわずか2点届かず2位。
続いてプレシジョンクラス。ちょうどオクツさんと私は最後に並んで撃つ形になりました。3ステージ目を導入したときから、私は「必ず最後までトライします」と宣言してます(時間切れになっちゃったら別ですが)。2人とも、最初の3発を急ぎ気味に撃ち終え、かなりギャンブル性が高く「改心の一発」でもなければヒットするのが難しい最後の20点に時間をかけます。最後の1発、決してミスショットではないんだがど真ん中に行ったかどうかと言われると、どうだろう・・・と言った感じで終了。オクツさんも似た感じのようです。
的を回収。弾痕自体は20点の白い小さい丸からは離れた場所にありますが、このステージでは「弾が当たった痕の上にBB弾を乗っけて、真上から見て、ラインにかかっていれば点数」というルールで行っています。オクツさんの弾痕に弾を乗せると、ギリギリで20点のラインにかかっていることが判明! 前回に続き見事にKYLの満射達成です! 一方、私のは黒丸には入っていたんですが点数になる白丸からは遠く離れており、このステージ0点となりました。オクツさんの大逆転勝利です。
今回のKYLは、8名の参加者中3名が満射を出すという見事な結果となりました。さらに、0点となった方のうち2人は「20点には当てていたんだけれど、10点を外していた」というパターンだったので、「一番小さい20点をヒットした人」というくくりで言うと8名中5名、なんと過半数が成功していたということになります。そんなバカな(笑)。
「気合いを入れて集中すれば、米粒みたいな小さいターゲットにだって当てられる」ということなのかもしれません。こんな感じでKYLまで満射当たり前の世界になっていったらどうしよう・・・。