※協賛:ノーベルアームズ、アームズマガジン、ライフルショップエニス、フリーダムアート
協力:新宿Target-1
妙に肌寒くなった本日29日、23回目となるピンポイントシューティングが新宿Target-1にて開催されました。先週のAPS公式記録会で宣伝に努めた甲斐あってか参加者は微増の8名、残念ながら初参加の方はゼロでしたが久々に参加してくれた方もいらっしゃいまして、ありがたいことです。エアガン業界への風当たりは強く逆風に耐える毎日ですが、シューティングイベントやサバイバルゲーム場の数そのものは以前に比べればかなりの勢いで増えていたりします。他にもたくさんある面白いイベントに埋もれて消え去らないよう、これからも頑張りたいと思いますどうか応援よろしくおねがいします。
さて今月の展開ですが。グランドマスターをライフル化したカスタムガンを使用するシバモリさんは毎月めざましい勢いで安定感を増していまして、ブルズアイはあともう一歩で満射(文字通りの100点満点。APSカップだったら100-10x)にとどきそうなくらい。プレートも危なげなく満射を決めてくれました。以前は見られた「あと一歩で満射」が近づいた時に見える挙動不審が無くなり、堂々たる射撃です。このメンタルを保てば、来月の蔵前工房主催APS記録会や、7月末のAPSカップ本戦でも活躍を見せてくれることでしょう。注目です。
ピストルの方では、ブルズアイ、プレートが終わった時点ではとりあえず私がトップ。ここしばらくAPS本戦に向けて早撃ちの練習をしているので(※)、時間に余裕を持って撃ち終えることができます。ブルズアイもまだまだ余力がある感じで、スッキリと10発全部を集中して撃てればまだ点は上がりそうな感じですし、プレートで外した1発(最初の1発目でした)は自分でも明らかに自覚できたミスショットだったので、次からはもう無いと確信できます。
※:APS本戦の「2分で5発」というのは、普段は「105分で60発(試射込み)」の時間制限で撃ってる身からすると、とんでもないスピードシューティングです。せめて、あと30秒あれば…。
2位のヒロイシさんとはその時点で13点差。KYLで仮にヒロイシさんが最後のターゲットを撃たずに20点で終わった場合、得点差は7点となり、私は絶対に外しようもない大きな的二つの合計10点を撃つだけで勝てるという状態になります。ヒロイシさんとしては、勝つためには最後まで撃って40点を獲得しなければなりません。2点、8点、10点の3つのターゲットを撃った後、構えては、違和感を感じたのか下ろし、再び構えては下ろしを繰り返し、残り時間が1秒を切ったところで撃った最後の1発は、見事に小さな小さな20点をヒット。満点の40点を獲得です。KYLを始めてから3人目のステージ満射達成です。
これで、この時点での私とヒロイシさんの得点差は27点。KYLで27点以上を獲得するためには、私も最後までトライしないとなりません。最後の1発に時間を使うため1発目、2発目を大急ぎで撃って、3発目を撃ったところで違和感。あれ、なんか引き金引いた瞬間に銃を下に押し下げてしまったような…。次のターゲットに意識が行ってしまったのかもしれません。「もしかしたらこの時点で外した(つまりこのステージ0点となってしまった)かも」というわき上がる不安を押し込めながら最後のターゲットに集中、今度は違和感無しにスッキリとトリガーを引けました。
さて、どこに当たったのか…。あらら、やっぱり3発目は外してました。ついでに最後の1発も惜しいところに当たってはいましたが外れてました。私はこのステージ0点となり、プレシジョンクラス優勝はヒロイシさんとなりました。プレシジョンクラスでは、1回優勝するたびに次の試合から5点ずつハンデが加算されていきますが、あまり数字が大きくなりすぎても参加意欲とかそこらへんに悪い影響があると思いますので、20点がハンデの上限ということにしていました。その上限ハンデに最初に到達したのがヒロイシさんということになります。おめでとうございます。
次回のピンポイントシューティングは、6月の最終土曜日、26日に開催となります。APSカップ・ライフルクラスの公式記録会と日程が重なってしまいましたので、いつも参加している方の中からも何人かはそちらに参加される方もいらっしゃるかと思います。逆に言えば上位が居ない分、優勝できるチャンスかもしれません。皆さんのご参加をお待ちしております。