※協賛:ノーベルアームズ、アームズマガジン、ライフルショップエニス、銀座銃砲店、フリーダムアート
協力:新宿Target-1
地道に続けてきたピンポイントシューティングも、今回で40回。「狙って、撃って、当てる」楽しさと面白さを、エアガンオンリーの人たちにも味わってもらいたいとか、気軽に銃を改造していろいろなことを試せる面白さを実銃オンリーの人たちにも味わってもらいたいとか、いろんなことを目標にしながらほそぼそと続けております。
来年はオリンピックイヤーですが、エアピストルでは松田知幸さんが世界射撃選手権で金メダルを取るなど大活躍、ロンドンでも金メダル最有力候補とされています。「世界戦で優勝」なんてのはメジャースポーツだったら大々的に報道されてブームとか起こってもおかしくないくらいの大快挙なんですが報道は(いちおうされてはいますが)寂しい限りで、そういう凄い人がいるってことを知ってる人すら、現時点ではほとんどいないんじゃないかと思いますが、いざロンドンオリンピックが近づいてくればきっとあれやこれやでいろいろと特集番組が組まれたりして、「金メダル最有力候補」であるピストル射撃にもスポットがあたる時がきっとくるんじゃないか、そうすればピンポイントシューティングもやってみたいって人が増えてくれたりするんじゃないか…なんて取らぬ狸の皮算用してたりします。頑張れニッポン!
さて今回のピンポイントシューティング、参加人数は私を入れて6人。グランドマスターを購入して本格的にAPS射撃にとりくみはじめた「青いM92F使い」のかぢやさん、名前こそ違いますが以前に2回の優勝経験があるおせうさん、文句なし実力者のmasterさんと錚々たるメンバーでしたが、そんな中で一人「浮いてる」銃を使うことになってしまった汚川屋さんが、銃の違いによるハンデをものともしない堂々たるスコアでAPS勢に迫ります。ブルズアイの61点というのも、銃の特性による「最初の1発目だけがヒョロ弾になってしまう」というトラブルが出て圏的間誤射が出てしまったためで、弾着のまとまりだけをみれば立派なものでした。
こういった精密射撃だと、トイガンの世界では事実上APSカップしか参加できる大きなマッチがないこともあって、「精密射撃用のエアガン=APSに参加できるエアガン=APS銃」といったイメージになってしまいますが、ピンポイントシューティングも、あとは来月から全国各地で開催されるAPSポスタルマッチのいくつかの会場でも、APS銃に限らずいろいろなエアガンを使用することができます。人によってはそれでかなりの高得点を撃ったりする方もいます。APSカップではありえないような創意工夫溢れる改造をしてAPS銃を脅かす点数を撃つ方もいれば、何度か参加した結果、「やっぱりAPS用のエアガンを使うのが一番スコアが出る」と判断して銃を購入する方もいます。人それぞれで、それがみんな楽しい、そんな感じでずっとやっていけたらと思います。
次回の新宿ピンポイントシューティングは、予定通りの「最終日曜」となる11月26日の開催です。また、明日(あれ? 日付的にはもう今日になってるのか?)の10月30日は、赤羽フロンティアビル射撃場をお借りして10mでのピンポイントシューティングLを開催します。どちらもご都合がよろしければぜひご参加ください。