予定価格:5,300円
先日、「あきゅらぼ通販」で販売開始しました「超簡易型アイリスシャッター」、おかげさまで少しですが売れています。これまで射撃用として販売されてたアイリスシャッターと比べれば超簡単な構造にもかかわらず、とりあえず被写界深度アップ効果はちゃんとありますし、なにより格安ですので、とりあえず「アイリスシャッターとはどういうものなのか、どういう効果があるものなのか」を体験するためには良い選択だと思います。
ただ、あくまで簡易型ですのでいくつか欠点もありました。穴の大きさが滑らかに増減しない、穴が円形ではなく菱形になってしまうといった点です。「不便」なだけで不具合ってほどでもないのですが。そこらへんは、ちゃんとした8枚羽、10枚羽のアイリスシャッターでないと実現が難しい部分です。
このたび、カメラ用パーツを単体売りしている業者さんとの取引にめどが付きましたので、小型の8枚羽可変アイリスを使った射撃用アイリスシャッターの製造販売が可能になりました。価格も、これまで射撃用品として販売されていたものよりちょっとだけお安くできると思います。今週中には予約受付を開始したいと思いますので、しばらくお待ち下さい。
※材料の調達ペースの関係で、お届けは来月になってからになります。
透明板をベースにしているので瞳孔が広がりにくい
これまで一般的に使われていた射撃用アイリスシャッターは、照準に使う眼の前をほぼ完全に塞いでしまうものでした。そのため、使っているうちに照準に使う眼の瞳孔がどんどん広がってしまい(瞳孔は暗いと広がり、明るいと閉じる性質があります)、せっかくクッキリ見えてたターゲットやサイトがすぐにぼんやりとぼやけて見えるようになっていきます。それをなんとかしようとアイリスシャッターをさらに絞って、そのせいで眼に入る光が減ることによってさらに瞳孔が開いてクッキリ度が下がり、それに対処しようとアイリスシャッターをさらに絞り……という悪循環になってしまいます。
しまいには、可変アイリスを最小まで絞り込んでもターゲットやサイトが霞んで見えるようになってしまい、そうなるとアイリスを開けても照準眼だけ「なにもかもまともに見えない」ような状態になっててびっくりすることもあるくらいです。「確かにクッキリ見えるようになるが、眼が異常に疲れる」と言われる、これが「アイリスシャッターの欠点」です。
「あきゅらぼ製アイリスシャッター」は照準に使う眼に入る光をできるだけ減らさないようにするために、取付台座に透明ポリカ板を使用しています。アイリスシャッターそのもののサイズも、従来射撃用品に使われていたものよりも少径のもの(15mm径)を使うことで「眼の前を塞ぐ物体」の面積を少しでも減らそうとしています。これにより、「アイリスシャッターの欠点」が若干ながら改善されています。
30mm径なので拡張性が高い
台座に使っているのは30mm径の透明ポリカ板です。「30mm径」というのはカラーフィルターをはじめとした「あきゅらぼ通販」の射撃用品と共通なので互換性が高く、いろいろと拡張性があります。
まずは数日中に「予約受付」を開始します。正式販売開始は12月初旬を予定しています。
「本格派アイリスシャッター」の予約およびその他の製品の購入は「あきゅらぼ通販」からどうぞ。