第20回から導入しました第3ステージ、「Know Your Limits(KYL)」のルールについて、いまいち説明が不十分だったようですので、あらためて採点方法を詳しく説明したいと思います。
KYLの採点方法を少し変更しました。詳しい内容は新しいエントリーを御覧ください。(2012.11.6)
このステージの特徴を一言で説明すると、「一発でも外せば得点はナシ、全部0点」というものです。確実に当たる、という確信があるかどうか。無ければ撃たなくても構わない。そういうステージです。 では、どこに当たれば何点になるのかを改めて説明しましょう。「実線で書かれたサークルの内側か、線をカットする形で弾が当たれば得点になる」と言葉では説明しました。具体的に得点になる範囲を図示すると、このようになります。
この赤い範囲内に弾が当たれば得点になります。グレーで描かれた円は「照準の目安」のために描かれているだけですので、得点には何の関係もありません。点数に関係があるのは、あくまで実線で描かれたサークルの範囲、上図でいう赤いエリアです。 このエリアの中に弾が当たるか、あるいは外側ギリギリでも弾痕がかすっていれば得点になります。例えば下記のような弾の当たり方をした場合。
全ての弾が得点範囲内に入るか外側ギリギリにかすっているため、満点の40点となります。 この説明で、「弾痕が実線を切断する形に当たっていないと点数にならない」と勘違いしてしまった方がいらっしゃいましたが、そうではありません。円の内側であれば、どこにあたっても点数になります。
一番小さい的に当てる自信がなければ、途中で撃つのを止めてもかまいません。その場合は当たった部分だけの点数を合計したものがスコアになります。 一つのサークル内に何発当てても点数は同じです。一番大きな「2点」のサークル内に、たとえ100発撃ち込んだとしても、得られる点数は2点のままです。
時間制限は3分、撃てる弾数に制限はありません。何発撃ってもOKです。しかし数を撃てば良いというわけではありません。むしろ逆です。撃てば撃つほど、このステージのスコアが0点になってしまうというリスクが増えます。 他の部分にどれだけ当たっていても、一発でも得点圏以外に弾が当たっていた場合、このステージの得点は0点となるのです。
自分と他の人の点数差を見て、あえてギャンブルをして最高得点の40点を狙いに行くか、あるいは安全策を採って10点でヨシとしておくか、シューターが自ら判断して決めることができます。 こんな感じで上手く伝わりましたでしょうか。分からないところなどありましたら、コメント欄からでも、左にあるフォームからでも、いつでも質問してください。