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第14回・ピンポイントシューティング・結果
2009/08/29 -トイガン射撃
APSカップを「本番」と捉えて一年をがんばっているAPSシューターにとって、本戦が終わったばかりのこの時期は「新しいことを試す」ための期間となります。ピンポイントシューティングに参加している方の中ではAPSシューターとしての実績が大きいシマヤさんもその一人のようで、KSCから発売されたショートシリンダーのAP200Sを投入。私もできれば何か新しいことを試したかったのだけれど、ここしらばく仕事が立て込んでいて余裕がなく、APS本戦そのままの仕様となりました。
ユガワさん、コバヤシさんは今回がピンポイントシューティング初参加ですが、精密射撃系の初心者というわけではないようで使用している銃も構えて狙っている佇まいも、「この人、ただものじゃなさそう」という雰囲気いっぱい。コバヤシさんの使用するグランドマスターは、その銃の欠点であるピストン→バレルのラインがグリップから離れて高すぎる点を大幅に改修するという非常に手間のかかる難しい改造を施されたもので、しかもガンケースの中には懐かしのグランドマスターBB弾(黒箱)が! 射撃歴とか後で聞こうと思っていたのですが機会を逃してしまいました。一方のユガワさんのAPS-3は、銃そのものにはそれほど大きな改造点は無いように見えるのですが、構えた時の安定感や、トリガーを引いたときの銃のブレの少なさなんかが、射撃の腕の確かさを感じさせてくれます。聞けば、APSカップにはまだ参加したことが無いものの射撃歴は3年、所沢にあるインドアフィールド「BLAM!!」で開かれている射撃会で腕を磨いてきたとのこと。結果を見ても慣れなかったのであろうプレートで少し点が稼げていないため優勝争いには食い込めていませんが十分に高得点といって良い成績です。
Aクラス優勝はセキアツシさん。2位のシマヤさんになんと1点という僅差でした。しかしなんといっても今回のヒーローはBクラス優勝のザナスタさんでしょう。ガスブローバックを使用しながら、ブルズアイ86、プレート30点の合計116点、堂々の総合4位です。驚異的な成績といって良いでしょう。しかもブルズアイでは、焦りから来たと思われるミスショットが1発ありましたので、もっと時間を使い落ち着いて撃つ技術を身につければもっと高得点もねらえそうな感じです。そうとう練習されたのだと思います。見事!
さて次回のピンポイントシューティングは、予定通り最終土曜、9月の26日になります。超大型連休(なんでもシルバーウィークなんて呼ぶんだとか)の終わりの方になりますが、ぜひ皆さんご参加ください。
