Categories: トイガン射撃

第1回・ガスブロ限定ひたすらブルズアイ

さあ、ついに始まりました、第1回・ガスブロ限定のひたすらブルズアイです。

実はこのマッチ、ガンスミスバトンの大塚さんとお話したときに誕生したアイデアだったりします。「ひたすらブルズアイ、興味はあるし参加したいとも思ってるんですが、やっぱりみなさん精密射撃競技専用のエアガンでやられてるところに、普段使ってるサバゲ用のハンドガンで参加するのは気が引けてしまって……」ということでしたので、「なら、ガスブロに限定したマッチをやったら、今まで来なかった人も来てくれるようになるのでは!?」というのが目論見でした。

アイデア提供のバトン大塚さんには、ぜひ第1回に参加していただきたかったのですが、海外出張(?)中とのことで残念ながら今回は見送りです。

使用銃も、いつものPPSやひたすらブルズアイに比べるとバラエティ豊かです。やっぱり東京マルイ・ハイキャパの使用率が高くなりますが、けっしてそれ一辺倒ってわけでもありません。

「ひたすらブルズアイ」に初参加の方が何人もいらっしゃいます。ありがとうございます! 中にはスピードシューティングの世界での大ベテランな方も。違うジャンルの人にも、ぜひ「ただひたすらターゲットの中心を狙い続けて狙い続けて狙い続ける、その面白さを感じてほしい」という目論見は上手くいっているみたいですよ! あとはサバゲ方面の人にも興味を持ってもらえたら、もう最高なんですが!

「5つ的が並んでいるので、その1つの的に4発ずつ、合計で20発を撃つ」というただそれだけの簡単な行為なんですが、意識をサイトだけに集中してトリガーを引いていると、「あれ? いま何発目だったっけ?」とすぐに分からなくなります。普通だったら撃ち過ぎたり足りなかったりというのはペナルティにするものですが、このマッチについては「2発までだったら、数を間違えてしまっても次のシリーズでその分だけ多く、あるいは少なく撃ってツジツマ合わせをすればOK」という「ゆるい」ルールで行ってます。そうしないともう、ペナルティだらけでどうしようもなくなるからです。

今回も、案の定それが続出しました。上のスコアシートでシリーズごとに点数が極端に乱高下しているのは、それが理由になっているところもあります。「4発を、数えて撃つ」という、ただそれだけのことすら出来なくなるほどに、ターゲットとサイトに集中して弾を撃ったことはありますか? それが続出するのが、「ひたすらブルズアイ」なのです。

第1シリーズ、モリタさんがいきなり、ガスブロとは思えない181点という超ハイスコアで頭2つ抜け出しました。160点台で続くのは私とオガワヤさん。私は、前回の「第0回」ではBB弾の選択をミスってまともなグルーピングが出ませんでしたが、今回は前回優勝者が使っていたのと同じG&Pの0.28g弾です。今回はイケると思いきや、直径が少し小さいのか閉鎖したときにチャンバーから抜けてしまって銃口からBB弾が落ちてしまうことが時々起こることに気づきます。とりあえず、撃ったあとは銃口を下に向けて数秒待って、落ちてこないようならちゃんと装填されてると判断して再び狙って撃つ、という方法で対応しますが、3シリーズ目の途中でついに弾ポロ! 撃った弾は力なく飛んでいって放物線を描き、ターゲットボードのはるか下に着弾してしまいます。

「やってしまったー」と思った直後、「あ、そういえばこれって撃たなかった扱いになるんだっけ」と、ルールを思い出します。ブローバックしたけれども弾は出なかった、あるいは弾は出たけれどターゲットボードに当たらずバックストップに当たったというような場合は、「撃たなかった」という扱いにして、ペナルティ無しにするというルールを事前に皆さんに説明してありました。

自分で作ったルールに自分で救われた形になり、なんとか3つのシリーズを安定してそこそこ良い得点で終了……しかし、第1シリーズでつけられた大きな得点差をひっくり返すには至らず。

第1回・ガスブロ限定ひたすらブルズアイの優勝はモリタさんとなりました。おめでとうございます!

賞品は、PPSと同じくフロンティア様提供のサファリランドのハンドガンバッグ。そして、大友商会様提供のグロック17L(エアーコッキング)に、同じく大友商会様提供のペイントスプレーを使ってスライドをタンカラー仕上げにしたものの2点となります。また、初参加の方限定で「ひたすらブルズアイ」のロゴが入った特製Tシャツもプレゼントさせていただきました。

なかなかの盛況となりました、ガスブロ限定ひたすらブルズアイ。来年には第2回を開催します(日程はまだ未定ですが、決定次第発表します)。いろんなジャンルでエアガンを撃ってる皆さんの参加をお待ちしております。

池上ヒロシ

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池上ヒロシ