Categories: トイガン射撃

2017年5月 ひたすらシリーズin赤羽 結果

エアガンを使った精密射撃イベント「ひたすらシリーズ」、ひさびさの10mライフルを5/3に開催しました。ライフル&ピストルの連続開催で長丁場になりました。みなさん、ご参加ありがとうございました。
※協賛:マルゼンノーベルアームズ
協力:赤羽フロンティア

APSカップ本大会の参加人数を見ていても、先行きに少し不安を感じてしまうライフル部門。理由はいろいろとあるのでしょうが、なんといっても最大のものは「使えるエアガンが手に入らない」ってことだと思います。本大会や公式記録会に使えるのはAPS認定銃のみというルールがあるのにもかかわらず、その認定銃が長らく品切れになっていて新品では入手が難しくなっている、という嘆きを良く聞きます。

ということは、認定銃オンリーというシバリを無くしてしまえば良いのでは? 公式大会についてはいろいろと事情があるでしょうから一朝一夕には実現は難しいでしょうが、私みたいな一介のライターが開催している草の根イベントならそんなのは(あまり)関係ありません。ということで、「ひたすらシリーズ」ではライフル・ピストルともに、使用銃については「法律に違反していなくて、一発ずつ撃てるもの(ピストルについては片手で持って撃てるもの)」という制限のみでやっています。

今回、ひさびさの開催となった「ひたすらブルズアイ・10mライフル」でも、なかなかにバラエティ豊かな使用銃を見ることができました。余裕がなくて個々の銃を詳細に紹介していくことはできませんが、そこらへんは参加者の方のTwitterとかブログとかで補完してください。

まずはライフル部門。シオジャケさんのスコアが圧倒的ですが、これは依託射撃のものなので「参考記録」扱いとなります。1位はモガミさんです。
「ライフルは持ってきたけれど、いざサイト合わせをしようと撃ってみたら予想以上に疲れる、これでは続く5mピストルまで体力が保つかどうかわからん」とのことでシオジャケさんは依託射撃での参加となりました。

皆さんの使用銃ですが、やはりマルゼンAPSシリーズが多いものの、マルイVSR-10や海外製エアコッキングライフル、いにしえの「スーパー9」の現代版リニューアル(といってもそれほど変わってはいない)U10ジュニア、さらにはKTWのタネガシマと、いろんな銃の共演となりました。

ひさびさのライフルということで、(私なんか特にそうでしたが)「どんなふうに撃てば良かったんだっけ」とえっちらおっちら構えては撃ちといった感じでしたが、それでも数十発も撃てばカンを取り戻す、あるいはコツを掴んでくるようで、1シリーズ目よりも2シリーズ目、3シリーズ目と得点を上げる人が多かったようです。仮に、この後もう一度「ひたすらブルズアイ 10mライフル」を開催したら、平均得点は大幅に上がったんじゃないでしょうか。

続いて「5mピストル」に移行します。懐かしのプリシーダーや驚きのフリントロックピストルも参加。残念ながら成績はふるいませんでしたが……。
マック堺さんやワタルさんの動画を見てAPS競技を知って、エアガンを購入してAPSを初めました……という方はすごく多いです。そして、そういった「まだ始めてから数週間・数ヶ月」といった方がメキメキと上手くなっていきます。

順番待ちの間に雑談を兼ねて情報交換が行われますが、その会話のレベルもやたらと高くなってるように感じます。明確な目標があって、それを実現するために克服しなければならない課題は何なのか、克服するためにはどういう練習(あるいは銃の改造とかグッズの導入とか)をすれば良いのか? 同じ目的意識を持った人たちによる超真剣なディスカッション、聞くだけでなく参加もさせてもらえて、もうゾクゾクするくらいに面白いです。

横や後ろから見てるだけではどうしても分からない「その人の射撃における問題点」ですが、SCATT(射撃解析装置)を使えば一目瞭然になります。「上手く撃てるときもあるのだけれど、なぜか全然ダメなときもある。どうやればいつも上手く撃てるようになるのか分からない」みたいなところでつまずいている人は、SCATTで撃ってみて問題点の洗い出しをして、それを克服するための練習を重点的に行う……というやり方をすると、おそらく成績が一気にジャンプアップすると思います。

そういうことができるイベント、具体的にはSCATTを使った体験会というか講習会みたいなやつですが、近々(限定的にではありますが)開催できると思います。あまり大々的にではなく「こっそり開催」になると思います。告知もTwitterでこっそり行うくらいになるかと。興味のある方はチェックしてみてください。

書き忘れてましたが、今回もマルゼンさんをはじめとして数多くの協賛品をいただきました。エアガン本体がズラッと並ぶという、まるで業界団体が主催するイベントみたいな豪華さとなりました。協賛品提供のマルゼンさん、シオジャケさん、ノーベルアームズさん、ありがとうございました。

さて次回の「ひたすらブルズアイ」ですが、次の日曜日になる5/7に、新宿にあるインドアサバイバルゲームフィールド「MMS」さんにて開催となります。初開催です! 開始時間は午後5:00と遅めになります。こちらも事前エントリーとかそういうの無しで、当日いきなり飛び入り参加していただいて全然OK、レンタルガンもありますしどうぞどうぞ!な感じのイベントです。ぜひご参加ください。

池上ヒロシ

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池上ヒロシ

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