Categories: トイガン射撃

2016年6月・ひたすらシリーズ結果

※協賛:ノーベルアームズライフルショップエニス 協力:赤羽フロンティア
昨日、6月4日の土曜日に赤羽フロンティアにて開催されました「ひたすらシルエット」と「ひたすらブルズアイ」の結果をお送りします。
※左写真、トロフィーは合成です

いよいよAPS本大会も来月に迫ってきたこの時期、APSの練習会やマッチが各所で開催されていますが、そんななかでもマイペースに「ひたすらシルエット&ブルズアイ」は開催しています。

今月の「ひたすらシルエット」は、7mになります。APSカップのシルエットだと、一番近い距離から2番めになりますね。

APSカップの上位陣の人だと、シルエットは「遠い距離から撃つ」のが定番攻略方法になっているようです。なので、よっぽど調子が良いときでもなければ、そもそも7mや6mを撃つ機会がない(その前に10mとか9mで弾を使い切ってしまう)という事情があり、その結果、「あんまり経験のない距離」になっていたりします。

遠い距離のターゲットに当たるのなら近い距離ならもっと簡単に当たるハズ、と思いきやそうでもなく、遠距離のターゲットを調子よくキンキンと落としていった人が、近距離を外してうなだれる……なんて光景は、APSを長くやってれば何度か見たことがあるか、実際に自分がそうなったことがある人も多いでしょう。

実際、7mとか6mのターゲットはどのくらいの確率で当たるのか? 当然、100%に近いんだよね? ということが、今回のマッチで判明するというわけです。そりゃ練習だったらほぼ100%の率で当たりますが、「試合」という体裁を取った時にどれだけそれを再現できるかどうか?

結果は上の表の通り。自分自身が半分より下のところにいるんで大きいことは言えませんが、「思ったより、みんな外してるなあ」ってのが正直な感想でした。このくらいの率だと、本大会のシルエットでは10mから狙っていくより、7mか8mあたりから順番に遠い距離を狙って行って、弾が余ったら近い距離の的も撃つって流れの方が結果的には得点をきっちり確保できるんじゃないかなあ、なんて思ったりもしました。

優勝はイミズさん。イミズさんは、KSCのAP200とSTIでのダブルエントリーです。ダブルエントリーは基本的には受け付けるとも受け付けないとも決めてないんですが、今回は強い要望があったのと参加人数と射座数から見てなんとか時間内には終えられるだろうという目論見があったので受け付けました。

「ガスブロで、ひたすらシリーズをやってみたい」という要望も、ここんところ少しずつ出てきています。以前やっていた「ガスブロ限定ひたすらブルズアイ」は、なんとか第8回まで続けはしましたが最後の方は参加人数2人とか3人(最初の数回は大盛況だったんですが……)になってしまい、現在は休止状態になっています。またどこかで再開したいですね。

続いては、「ひたすらブルズアイ」です。こちらは毎月、全く何のルールの変更もなく続けています。今月は私が主催者の面目を保つ形になりました。

1シリーズの時間が15分ある「ひたすらブルズアイ」は、4分の「ひたすらシルエット」よりもインターバルの時間が長めになります。せっかくの待ち時間ですので、エアガンのカスタムとかトラブル対処方法とか、トレーニング方法とか、他にはいろんな雑談なんかにも花が咲きます。

「ひたすらシリーズ」では、待ち時間は観客は静かにしてなきゃダメ、みたいなルールは設けていません。もちろん大声で騒いだり意図的に射撃の邪魔をするような声を出したりするのはNGですけれど、普通に会話をする程度なら、むしろどんどんやってくれって感じです。「今のシリーズで自分は○○点だった、■■さんに●●点以上だされると逆転されちゃう」みたいな話題は、「待ち時間の会話」としては当然の流れとして出てくるものですので、禁止なんかしていません。

撃ってる側としては後ろでの会話が耳に入ってきてプレッシャーになったりするかもしれませんが、それも含めて射撃大会の面白さってことでやってます。というかその程度のことでいちいち目くじら立てて「静かにしなきゃダメだ集中できないじゃないかー」とかやってたら、もっと大規模な大会でどうなっちゃうんだって話です。

それに、じーっと押し黙ったまま他の人が撃ち終わるのを待ってるだけより、いろいろ会話をしながら待ってたほうが、楽しいじゃないですか。せっかく射撃好きが集まってるんだから話したいことはいっぱいあります。

というわけで、インターバル時間は「次の射撃までの休憩時間」としてだけじゃなく、情報交換などに役立つ貴重な時間として活用されています。今回初参加のヒラヤマさん、赤羽レンジには何度かいらっしゃってるそうですがAPS-3は所持してまだ間もないとのことですが、話を聞きながら試行錯誤されていたようで、最後のシリーズでは「もう初心者卒業、というかほとんど上級者並み」な点数を出されていました。来月には、上位争いをするメンバーが一人増えるかもしれませんね?

さて来月の「ひたすらシルエット&ブルズアイ」ですが、7月9日の土曜日に開催となります。APS開催の前の週ということになります。「ひたすらシルエット」は、いよいよ最短距離の6m。次こそ「満射続出」と行きたいものです。ひたすらシルエットの距離が短く4~5人が一斉に撃てるので、終了時間も今月と同様に早くなる(3~4時ごろには終了)と予想されます。終了後は、おそらくAPSカップの練習会やクラブマッチなどが開催されることになると思いますので、そちらと合わせて「丸一日、精密射撃三昧」な休日を過ごすというのも良いかも?

池上ヒロシ

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池上ヒロシ

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