大型連休まっただ中ですが、赤羽フロンティアビル2Fシューティングレンジにて先日開催された「ひたすらシルエット」&「ひたすらブルズアイ」の結果をお送りします。
今月は、ヤマナカ社長がサッカーの応援に行っていましてお留守。日程も、日曜や土曜ではなく火曜日の祝日ということで参加人数が不安でしたが、蓋を開けてみれば11名(私を入れて12名)の参加と盛況でした。初参加の方も大勢いらっしゃいまして、本当にありがとうございます。またぜひご参加ください。
「みんなの10mでの命中率というのは、本当はどのくらいなんだろうか?」という興味本位で始まった「ひたすらシルエット」。やってみると予想外に面白く、また実際のAPSカップに向けた密度の濃い練習にもなるということもわかってきたので、なら10mだけじゃなく別の距離でもやってみようということで、先月から距離を毎月1mずつ縮めて開催しています。順調なペースだと6月が7m、そして本戦直前の7月が最短距離の6mという流れになりますね。……上手く射場を借りることができればですが。
8mともなれば命中率もずいぶんと上がってくるかと思ったのですが……予想外なことに、10m・9mとそれほど大きく変わらない結果になりました。「APS-3は買ったばかり」という初参加の方が振るわない(それでも5割前後を撃てているのは凄いですよね)のは仕方ないとしても、10mでも5割、9mなら6~7割は当てていた上位陣の方が、8mでもだいたい同じくらいになっているというのは、「たまたま」でないとしたら理由を真面目に考察しないと……。そんな中、私は「近い距離だから、遠い距離よりは当たる」という意外性のない結果で、終わってみたらイミズさんにギリギリ1枚分上回っていまして、「ひたすらシルエット」で初の勝利となりました。
自分の話になっちゃって恐縮ですが、競技始まって間もなく「コッキングしてから時間を置くとパワーがどんどん落ちる。1分もするとストライカーが落ちるだけでエアすら出ない」という状況になってしまいました。エア漏れです。最初期型のAPS-3、オーバーホールに出したりといろいろやって延命を図ってきましたが、ついに寿命のようです。「コッキングしたら、可及的速やかに撃たなければならない」という制限が入り、途端に難易度が増します。
2種類のグリップを交換して感触を比較しながら撃っているシマヤさん。2シリーズ目で1発足りなくて3シリーズ目で1発多く撃つことになったチバさんは、その3シリーズ目で21発のほぼ全て黒丸に入れるハイスコアで前代未聞のシリーズ得点を記録。前回覇者のイミズさんもなにか試行錯誤しながら撃っているのか、妙に着弾が安定しません。
余談ですがイミズさんが参加していただけるようになってから、「ひたすらシリーズ」は実に良い感じです。マッチの雰囲気自体がワンランク上になったというか。例えば射撃の合間に射座の後ろで交わされる会話にしても、これまではフツーに日常の雑談がメインだったところが、射撃技術のこととかトレーニング方法のこととか銃のカスタムの話題だとか、えらく上昇志向のあるハイレベルなものになってきたのは多分にイミズさんの影響力によるものなんじゃないかと……。
初参加の方も、「APS-3は買ったばかりです」とはとても思えない安定した撃ち方です。以前は初参加の人だったりすると、構え方とかスコア以前の問題としてコッキングのたびに銃口が後ろ向いたりとか見ててハラハラする人も珍しく無かったんですが、そういう人が少なくなったのも、ヤマナカさん・RISKYさん、マック堺さんの「APSラジオ」とか、ヤマナカさんの「APSどうでしょう」とか、あそこらへんの自前メディアでの普及活動が実を結んできているんじゃないかと思います。
終わってみればさすがのシマヤさん、グリップのテストをしながらでも安定したスコアで優勝です。
さて、次回の日程は未定ですが、なんとか6月中に開催できればと思っています。日程が決まりましたらブログにて告知しますので、しばらくお待ち下さい。