Categories: トイガン射撃

第31回・ピンポイントシューティング結果

※協賛:ノーベルアームズアームズマガジンライフルショップエニスフリーダムアート 協力:新宿Target-1
2010年最初の新宿Target-1でのピンポイントシューティングが1月29日(土)に開催されました。参加人数は私を入れて7名とまずまずのスタートです。

APS-3の新型となるLE2011のテストを兼ねている方も多かったようで、待機スペースにはAPS-3のケースがずらりと並び、誰かが「まるで問屋の在庫みたいだな」なんて言ってましたがまさにそんな感じ。ただ同じメーカー、同じ機種でも使う人によって全く異なった味付けになるのが競技銃のおもしろいところです。色とかトリガーやグリップの調整位置が違ってくるのは当然としても、フロントサイトを太くしたり光らせたりするのか、それとも薄くして真っ黒にするのか、全く違います。同じ距離にある同じ大きさのターゲットを同じ制限時間で撃つ、これだけ条件がそろっているのに使う人が違うだけでここまで違う銃に仕上がるというのも不思議なものですね。

注目は、今回初参加となるイマイズミさんです。使用銃は最新型のAPS-3 LE2011。射撃フォームや照準を付けるときの佇まい、トリガーの引き方などなかなか堂に入ったもので、ただ者ではないオーラを漂わせています。そういえば射撃歴とかそこらへんを聞くのを忘れていました…。

試合展開は、まずはブルズアイでは横並び。ハンデ20点がある身としてはここで少しでも差を付けておきたいところです。3つあるステージの中で最も得点配分が多く、また難易度も高め(APSカップのルールでいうところの「X圏」に入らないと10点にならない)であるにもかかわらず、ここしばらくはこのブルズアイでは「ほとんど差がつかない」という状態になっています。だいたいみなさん80点台後半~90点台前半といったところ。私も頑張ってなんとかブルズアイトップスコアを撃ったのですが、結果は94点。5~6点程度しか差が付いてないわけで、ハンデを逆転するにはプレートで1~2枚は多めに倒さないとならないわけですが…。

プレートは今回、みなさん満射こそでませんが4枚倒しが続出。最終ステージで互角に持って行くにはなにがなんでもプレートを満射、最低限4枚は倒さないと、と意気込んでかかりましたが結果は3枚。最後の1発を外したときに思わず出してしまった「あぁ」の声は、若干ギャラリーのウケを誘うほどに情けない響きがあったそうです。

結果としてはKYLで満射をしたイマイズミさんのダントツでの優勝です。スコアの数字だけを見るとKYLで満射できたかできなかったかだけの違い、運で勝敗が決まったように見えてしまうかもしれませんが、実際に参加して経緯を感じてみればそうではないことが分かると思います。ブルズアイ、プレートでほとんど点差がつかないまま最終ステージに入った時点で、「20点にトライするか/しないか」の駆け引きがありました。結果としてみんながKYL満射にトライし、イマイズミさんが勝ち残ったということになります。おめでとうございます。

なお、今回初お披露目のAPS-3のトリガーに手こずっていた方へ、当サイトで昔やった「APS-3トリガーカスタム」のページを紹介します。ぜひ参考にしてください。

APS-3・トリガーのカスタム(1)~基礎編~
APS-3・トリガーのカスタム(2)~基礎編2~
APS-3・トリガーのカスタム(3)~実践編~
APS-3・トリガーのカスタム(4)~実践編2~
APS-3・トリガーのカスタム(5)~実践編3~

2月のピンポイントシューティングの予定は、まず2月6日(月の最初の日曜日)に赤羽でピンポイントシューティングL、2月26日(月の最後の土曜日)に新宿でピンポイントシューティングとなります。みなさんのご参加をお待ちしております。

池上ヒロシ

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池上ヒロシ

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