Categories: 実銃射撃

4段、ギリ届かず

Twitterでもつぶやいてましたが、エアピストル4段にものすごく久しぶりにトライしてみました。

AP所持してすぐの頃は、大会のたびにトライしてた4段ですが、「普段の練習では4段点はときどき撃てる」というレベルでは、いざ本番となったときに後半のプレッシャーに負けてギリギリ届かずということになってしまうことを思い知り、「普段の練習では4段点+10点(つまり560点台後半くらい)は当然のように撃てる」というレベルになってから再トライしようと思ったのが、まだ若者だった30代のころ。

それから十数年、ようやく「練習なら560点台後半は普通」な感じになったので再トライしてみたわけです。

第2シリーズでちょいと失敗した以外は95平均で進み、最終シリーズには十分すぎるほどの貯金をもって突入しました。が、最終シリーズ頭で少しミスをして不安になり、4発ばかり撃ったところで点数を再計算してみたのが、今にして思えばケチのつき始めだった気がします。

「2発、8点を撃っても、残りを9点に入れれば555確定」

こう思った途端に8点を2連続で撃ってしまいます。残り4発、全て9点で555です。

残り4発を全て9点。普段ならなんてことないこの条件がいきなり物凄いプレッシャーになってのしかかります。

その「残り4発」の最初の1発、おもいっきりミスショットしましたが結果オーライ、ギリギリで9点にカスっていて首の皮一枚繋がります。

2発目、トリガーを失敗して下に飛ばし、今度はギリギリで9点にカスらない8点を撃ってしまいます。残り2発、最低でも片方を10点に入れなければ555は実現できません。

3発目、ほぼど真ん中の10点に入ります。

さあ、ラスト1発、これを9点に入れさえすれば、長かった「4段、まだ取れてないんですよ」の立場から抜け出せます……。

痛恨のラストショット。

「たかが普及大会で、なんで一発撃つたびに『うわぁぁ』とか『くっそぉぉぉ』とか、呻き声あげてるのかと思いましたよ」(同じ射群で撃っていたS氏談)

まあ、結果は残念なことになり、4000円を日ラに献上することになってしまいましたが、なんといいますか、エアピストルの試合でこんなにエキサイトしたのは久々でしたよ! 最後の方なんかもう心臓ばっくんばっくん、自分の鼓動音が響いてやかましいくらいで。楽しかったか辛かったかといわれたら、文句無しに楽しかった!

池上ヒロシ

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