協力:赤羽フロンティア
日曜ではなく月曜(祝日)開催でしたが、いつもくらいな感じの参加をいただきましてほっと一安心です。嬉しい初参加の方もいらっしゃいまして、ありがとうございます。ぜひまたよろしくです!
これまでの最高得点は19枚落とし(つまり1枚外し)の95点。言うまでもなく驚異的なスコアでして、確かにこのくらいの確率で落とせていれば「シルエット満射」は決してマグレとか偶然じゃなく、実力で成し遂げられる目標になりますね。
そこまでのレベルじゃない有象無象シューターである私なんかにとっては、せめて5割の確率で落とせるなら10mを狙う勇気も出てくるというものなのですが……。
ヤマナカさん、オクさん、久々参加のチバさんが安定した射撃で上位。ヤマナカさんとオクさんは、「片方が良い時は、もう片方が残念」という不思議なペースで抜きつ抜かれつ、終わってみれば同得点で首位。チバさんは一枚及ばず。
同得点なのでシュートオフを行います。同じく「10mシルエット・スタンディング」のルールでまず5枚を撃ち、それで勝敗がつかない場合は1枚ずつのサドンデス方式。ここですごかったのがヤマナカさんで、当てる当てる当てる! オクさんが2枚めを外したので最後の1枚なんかは、「オクさんが外せばその時点でヤマナカさん優勝決定、当ててもその後にヤマナカさんが当てればやはりヤマナカさん優勝決定」という状況になり、ヤマナカさんは休憩時間を長めにとって、オクさんが撃ち終わるのを待つ作戦に出る(終了後、オクさん談)という神経戦めいた展開になったりもしましたが、結果は見ての通り、二人ともきっちり当ててヤマナカさん優勝決定となりました。
ヤマナカさんは、本戦でも出なかった5枚パーフェクトです。二人とも、いわゆる「ここ一番の集中力」が物凄いんですね。短い時間・少ない弾数で勝負が決まってしまうAPSカップにずっと取り組んできた成果なのでしょうか。
時間が余ったので、「公式記録とはなりませんが二巡目もやりましょう」ということになり休憩時間を置いて2巡目スタート。私は、あまりにも1巡目がダメだったので「サイトがズレてるんだろうか」と不安になり、休憩時間を使ってペーパーターゲットを20発ばかり撃ったのですが、別にズレてるわけじゃなく単に当たらなかっただけということが判明。狙うべき場所をはっきりさせたところで2巡目に突入しました。
そしたら今度はちゃんと当たる当たる! 弾がどこに飛ぼうが関係なく、「ここを狙う」ってところがはっきりしているだけでこんな違いがあるんですね。「狙いどころはコレでいいんだろうか、弾が上とか下とかに飛んでいないだろうか」と不安になりながら撃ってると、撃った弾の行く末を目で追ってしまい、それは「トリガーを引く瞬間にサイトから目を離す」という悪癖につながり、結果として弾は外れたところを飛んでいって、「あんなに外れたのだから狙う場所がズレているのでは……」と不安になり、という悪循環に陥ってしまうのでしょう。
いきなり、ヤマナカさん以外の全員が180点超えというハイスコアでのスタートとなりました。「今回は、まあまあちゃんと撃ててるなー」と余裕しゃくしゃくだったのですが、周りに差をつけるどころか同得点の189点が7人中3人もいるというすごい状況に。私以外の2人は第2・第3シリーズも高得点を維持しましたが私は第3シリーズでミスをして(上手く撃ててたと思ったら、全部上に行ってるという不思議な現象が……)大幅後退。オクさんの優勝となりました。
初参加のオオタケさんも、けっこう尋常じゃない点数を撃たれてます。初参加といっても赤羽レンジには何度か来ていて初心者というわけではないということでしたが、こうも初参加で大活躍な方が多いと、「初心者歓迎です、簡単なマッチです、どなたもお気軽にどうぞ」ってだんだん言いづらくなってしまう気も……。いや、点数が良いのは素晴らしいことなんですが。
岩手のお土産として買ってきた「巖手屋の南部割しみチョコせんべい」も大好評で、こういった地方お土産ってのは基本あまりがちなのに綺麗に空っぽになる大人気だったのは良かった……というかマジでアレ美味しかったですね!
さて次回の「ひたすらシリーズ」ですが、日曜ではなく土曜日、11月14日の土曜日に開催します。今回と同じく午前中が「ひたすらシルエット」、午後が「ひたすらブルズアイ」というスケジュールになります。両方はもちろん、どちらか片方だけの参加も歓迎です!