短い時間に全く違う3つもの種目を同じ銃でやらされるAPSカップの中でも、姿勢から距離からターゲットの形から他とは一線を画しているのがシルエット競技です。それも、立ちと伏せがあるので、APSカップは「3種目」ではなく「4種目」なんじゃないかと常々思ってたりします。
ついでにいえば、10mとそれ以外(9・8・7・6m)は見た目のターゲットの大きさが全然違うため、狙い方も全く変える必要があり、それも別種目ってことにすれば、「APSカップは、実質的には6種目あるようなものだ」という珍説をここに唱えてみたいと思います。
誰も支持してくれそうにないので、引っ込めます。すいません。
何はともあれ、その「シルエット競技の10mのスタンディング」、APSカップ全体からすれば200点満点中6点の配分しかない、そのターゲット「だけ」を20回繰り返して総合点数で競ってみようというのが「ひたすらシルエット」です(1枚5点なので満点は100点)。射撃の腕だけじゃなくエアガンのチューニング技術なんかも必要になってくるかもしれません。ただ、ルール的には極めて単純です。制限時間内に、狙って撃って当てて落とすだけ。
事前エントリーなどは必要ありません。当日飛び入り参加でOKです。レンタル用のAPS-3もありますので、雰囲気を掴んでみたいという方もどうぞ。APS始めたばかりという方なんかは特にオススメです……全体を通すのではなく一つの要素だけを徹底的にやってみるというのは、とても良い練習になりますから。