出版社：学研パブリッシング
発売日：2014年2月4日
価格：580円
著者は、アメリカ・ラスベガスでデザート・シューティング・ツアーという射撃体験ツアーを運営されているキャプテン中井さんです。私が関わったのは写真の選定と一部キャプション、あとは銃の写真から線を引っ張って「ここはこういう名前のパーツ」って説明する部分くらいですね。
実はこの部品説明、できるだけ公式の部品名称に近いものを使おうと、可能な限りすべての銃について公式マニュアルやパーツリストを入手し、それに沿った形で記入したのですが……。そうすると、同じ役割をするほぼ同じパーツであっても、銃によって名前が変わってきちゃうんですね。「チャージングハンドル」or「コッキングハンドル」、「スライド・リリース」or「スライド・ストップ」、「ディスアッセンブリー・レバー」or「テイクダウン・レバー」。有名なところではコルト製とS&Wのリボルバーにおける「ヨーク」or「クレーン」なんてもんもありますね。
こういうとき、どちらを優先するかという決定権はライターにはありませんので……。いくつかは全体の統一感優先で直されちゃってる部分もありますが、苦労を評価してくれたのか、かなりの部分をそのまま掲載してもらってます。
ですので、「なんでM4やM16だと『セレクター・レバー』で、G36だと『セレクター・スイッチ』なんだよ、統一しろよ」とかクレーム入れるのは勘弁してくださいね…。