お待たせしました、先日の8月3日(土)に赤羽フロンティアビル2F射撃場にて開催された、ピンポイントシューティング(10m & 5m)と、「ひたすらブルズアイ」の結果報告です。まずはピンポイントシューティングから。
オクさんと、久々に参加のハンクさんが対決という形になります。10点差で迎えたKYLですが、オクさんは2点と8点のターゲットだけを撃ち、10・20点ターゲットはスルーして確実に10点をゲット、そのまま逃げ切りという形になりました。
ハンクさんは10mと同じくライフルを使って5mも撃ちます。スコープを使用するので唯一のフリークラスという扱いになります。他の皆さんはオープンサイトのAPS-3を片手撃ちしてるわけですが、妙にレベルが高い! いまはなき新宿Target-1でやってたころはブルズアイで90点台半ばも撃ってれば他のみんなとは10点くらい差をつけることができてたのですが、そんなんぜんぜん。ほぼ横並びです。
オクさんが、なぜかプレートで崩れて1枚抜きのみの10点、しかしヤマナカさんと私がプレートも満射で、全く同点でKYLに突入しました。私のプレートは、結果オーライ(ミスショットなのだけれど、複数のミスが逆方向に作用して結果的にたまたま真ん中に弾が飛んでいった、いわゆるまぐれ当たり)が1~2発はあった薄氷の満射だったりするので、KYLはどうなるか「やってみないとわからん」感じです。
とりあえず2・8・10は無難に当てて、問題は20点。一発目、かろうじて黒丸には入ったけれど真ん中からは少し外れたっぽい(20点は取れてないが、セーフゾーンには入ったっぽい)という手応え。一か八かで、もう一発を20点に撃ち込んでおきます。会心の一撃にはちょっと遠い、「ミスはしなかったとは思うんだけれど、ど真ん中入ってるかといわれるとちょっと自信が……」という手応えで射撃終了。さて、どこに当たったか……?
超ギリギリで枠をカスっていて、なんとかKYL満射! 一方のヤマナカさんは余裕で20点の白丸に入っていて同じくKYL満射! なんと3ステージやって全くの同点首位となりました。
同点になった場合、プレートを使ってのサドンデス方式で決着を付けます。以前は(サッカーのPK戦と同じく)まず5発を普通のルールどおりに撃って、それで決着がつかないようなら1発ずつのサドンデスに突入というやり方でしたが、どうも間延びするので今回は最初っから1発ずつのサドンデスです。制限時間は1分。
1発目、2発目、3発目ともに2人とも命中。ですがヤマナカさんの撃ち方が、どう見ても「いつもと違う」感じになってるような。けっこうリズムに乗って早めにパシパシ撃っちゃう方だと思うのですが、今回に限っては構え始めるのにも、狙うのも、かなり時間をかけています。私は(APSをやってる人たちの中では)かなり1発撃つのに時間をかける方なのに、その私が撃ち終わって十数秒経ってからようやくヤマナカさんが撃つ感じです。敢えて、後から撃つ形になるように時間をかけているのでしょうか? いやしかし、(サッカーのPK戦もそうだけれど)基本的には後からやるほうがプレッシャーがキツいって言うし…。
4発目、私はなんとか成功させた後、ゆっくり時間をかけて構えて撃ったヤマナカさんの弾は…ヘリに弾かれて失敗。サドンデスは4発目で決着がつきました。(※8月6日追記……4発目はヤマナカさんのほうが先に撃ってたらしいです。記憶が改竄されてた!?) PPSの5m、プレシジョンクラスは私が優勝です。いつもは、「いやーしょうがないっすよー」みたいな感じで周りへのフォローを怠らないヤマナカさんが、(ほんの短い時間ではありますが)「ぐぬぬ」といった具合で少し話しかけづらいオーラをまといます。これが「ひたすらブルズアイ」への布石となるのかどうか。
次回、「第9回・ひたすらブルズアイ」に続きます。