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静岡ホビーショー・青島のVSタンクが面白い

※エアガン関連についてはトイガンJPに記事をアップしています。

予想以上に面白くて夢中で遊んじゃったのが、青島のVSタンク。1/72のちっちゃい戦車を赤外線コントロールで操り、互いに撃ち合いをするというものだ。

模型メーカーだけあって、1/72といっても戦車のディテールはけっこうちゃんとしている。細かい部分まで作りこまれていて、こうやってアップで撮った写真を見ると実際以上に大きく見える。
チハ、タイガーI、M4シャーマン、T-34と日独米ソの4カ国の二次戦モノが、それぞれ2種類ずつ、合計8機種がリリースされる。発売は2013年7月上旬、価格は5,040円(税込)。

登坂能力はけっこう高くて、フィールドに配置されたいろんなストラクチャーやら橋やらを平気で乗り越えてどんどん先に進んでいく。このストラクチャーもセットで販売予定だそうだ。

これがリモコン。チャンネルが4つあるので、チャンネルを別々にすれば4台まで同時に対戦できる。左スティックで前進・後進、右信地旋回・左信地旋回、さらに斜め方向にスティックを倒すことで曲がりながらの前進・後進もできる。

そして右スティックが砲塔の旋回だ。こんなちっこいリモコン戦車で、砲塔が廻るとは実際に目にするまで信じられなかった。走行しながら砲塔を回して「敵の右側部に回りこんで射撃」とかが本当にできる。燃えるぞ。

射撃は、リモコンの上部のカド、リモコンを持つと人差し指が当たる場所にあるトリガーを押して行う。家庭用ゲーム機でいうところの「L・Rボタン」ってやつだ。

射撃すると、反動で戦車全体が少し後ろに下がるアクションをする。実際に反動があるわけじゃなく、「まるで反動で下がったかのように」動くというだけの話だが、意外に手応えを感じられて面白い。そして被弾すると戦車全体がガクガクと動いてしばらくの間操作不能になる。ライフが5つあって、5回被弾すると電源が落ちるという仕組みらしい。

実際に射撃を行うのは、砲塔の横についている指向性の赤外線LED。射程距離はそれほど長くなく、ほとんど間近まで接近して射撃しないとヒットしなかった。

ボタンを押せばいつでもすぐさま撃てるというわけじゃなく、一回撃つとしばらくの間(数秒くらい?)は次の弾を撃てない。現実の戦車でも、特にこの時代の戦車だったら撃つたびに中で装填手さんが力を振り絞って装弾ラックから弾を引っ張りだして装填してるわけで、「なかなか次の弾が撃てない!」というもどかしさも、ある意味でリアルである。

被弾判定をするのは、砲塔上面、キューポラの横にあるこの円筒形のセンサー。ここに光が当たると「被弾した」という判定になり、戦車全体がガクガクと動く。

試しに遊ばせてもらったのだけれど、射程距離はどのくらいか、命中精度はどのくらいかを知りたくて他の人が操作している他の人の戦車を片っ端から撃ちまくっていたのだけれど、なぜかみんな奥ゆかしくて(?)こっちを撃ってこないので、「撃たれたらどんな感じになるか」を体験できなかったのが残念。

池上ヒロシ

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池上ヒロシ

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