予想以上に面白くて夢中で遊んじゃったのが、青島のVSタンク。1/72のちっちゃい戦車を赤外線コントロールで操り、互いに撃ち合いをするというものだ。
登坂能力はけっこう高くて、フィールドに配置されたいろんなストラクチャーやら橋やらを平気で乗り越えてどんどん先に進んでいく。このストラクチャーもセットで販売予定だそうだ。
そして右スティックが砲塔の旋回だ。こんなちっこいリモコン戦車で、砲塔が廻るとは実際に目にするまで信じられなかった。走行しながら砲塔を回して「敵の右側部に回りこんで射撃」とかが本当にできる。燃えるぞ。
射撃は、リモコンの上部のカド、リモコンを持つと人差し指が当たる場所にあるトリガーを押して行う。家庭用ゲーム機でいうところの「L・Rボタン」ってやつだ。
実際に射撃を行うのは、砲塔の横についている指向性の赤外線LED。射程距離はそれほど長くなく、ほとんど間近まで接近して射撃しないとヒットしなかった。
ボタンを押せばいつでもすぐさま撃てるというわけじゃなく、一回撃つとしばらくの間(数秒くらい?)は次の弾を撃てない。現実の戦車でも、特にこの時代の戦車だったら撃つたびに中で装填手さんが力を振り絞って装弾ラックから弾を引っ張りだして装填してるわけで、「なかなか次の弾が撃てない!」というもどかしさも、ある意味でリアルである。
試しに遊ばせてもらったのだけれど、射程距離はどのくらいか、命中精度はどのくらいかを知りたくて他の人が操作している他の人の戦車を片っ端から撃ちまくっていたのだけれど、なぜかみんな奥ゆかしくて(?)こっちを撃ってこないので、「撃たれたらどんな感じになるか」を体験できなかったのが残念。