ひたすらブルズアイも今回で第6回です。ただ黙々とみんなでブルズアイターゲットを撃ち続けるというある意味でストイックなマッチですが、やってみればその面白さが分かります。
今回は、初代チャンピオンのタマイさんが久々に参加です。私が1点差で2位になった時ですね。第2回チャンピオンのヤマナカ社長ももちろん参加です。シオジャケさんと私が5点差で同率2位になった時ですね。その後も、全然調子がでなかった第3回を除いて私はすっかり万年2位になっちゃってます。
今日は5m-PPSのブルズアイでもいい感じに撃ててますし調子はいいですから、こんどこそ主催者の面目躍如と行きたいところです。
第1シリーズで、スズキさんとシオジャケさんがいきなり191点、「10点と9点を交互に撃つ」ペースだと190点になりますから、それよりも1点プラスのペースということです。ほとんど無理矢理に参加していただいたタクさん(表中では「コバヤシ」さん表記)が183点で続きます。私は最初の1つめの的でトリガーが上ずってしまって得点ダウン、そのあとは持ち直してなんとか180点に収めましたがいきなり10点以上ものビハインドになってしまいました。初代チャンピオンのタマイさんも同じ180点です。170点台後半の人も大勢。いきなりレベル高いですね。
スズキさんの射撃フォームは、ほとんど身体をターゲットに正対するくらいにした上で、両足を大きく開いて踏ん張る感じのもの。いわゆる教科書的なピストル射撃のフォームとはかなり違う感じのものになっています。もちろん、結果が出てるわけですから「これは間違い」ってわけじゃありません、これはこれで一つの正解なんでしょう。使用されているグランドマスターもけっこう面白いカスタムがされているようで(銃身の上にもう一本、細いパイプが延びているのは延長マガジンでしょうか?)、興味深いです。こんど写真を撮らせてください。
スズキさんと同じく第1シリーズ191点だったシオジャケさんは、すぐに「このあとは全然ダメになって終わってみれば普通のスコアなんだよ」と口にします。マイナス思考というのは実際の行動にも影響をおよぼす……というのはメンタル・マネージメントの本の受け売りですが、たしかにその通りになってしまいました。第2・第3シリーズは第1シリーズに比べると10点低い181点(それでも9点平均よりプラスなわけでけっこう良いスコアではあるんですが)。一方スズキさんはぐんぐん集中されて、第2シリーズ184、第3シリーズでは再び191となり566点でフィニッシュです。
今回、射群は全部で3つに分けていました。スズキさんの結果を見てから撃ち始める人も何人かいますが、この脅威のスコアを出されてしまっては逆転の望みがかなり薄れてしまいます。最後で200点満射をするか、そうでなくても190点台後半の「ほぼ満射」をしないと追いつけない状態です。私も197点を撃てばなんとか並べる、という状態でした。
気負いが入りそうなところですが、PPSでもそうでしたが今日は妙に精神状態が安定していて(ラニー・バッシャムの本を読んだ成果がでてるんでしょうかねえ)、普通に狙えますし普通にトリガーが引けます。さすがに197は出ませんでしたがそこそこ良い感じの191点が出ました。スズキさんには追いつけませんでしたが2位で終了。タクさんも、やる気無さそうな口ぶりで撃ってるのですがキッチリとハイスコアを出されまして僅差で3位です。
しかしアレですね、また2位でした。「こりゃもう、こういう運命なんじゃないですかね」とはヤマナカさんによるコメントです。ぐぬぬ。