PPSのブルズアイ競技に使っている五文的、ブルズアイターゲットを5つ、A4サイズの用紙にプリントしたターゲットですが、そのブルズアイ1つに対して4発、合計で20発を一枚のターゲットに撃ちこみ、それを3回繰り返して合計60発のスコアで競うというものです。
ルール的には単純ですが、この「3回繰り返して」ってところがやってみるとミソになってまして、他の人のスコアと自分のそれが競技中から現在進行形で比較できるため、抜きつ抜かれつのデットヒートが毎回発生しワクワクドキドキ感がハンパありません。
※20発も撃つとなると撃った数の数え間違いがでてきます。第1シリーズで撃った数が足りない場合、第2シリーズでその分だけ多めに撃てるというルールでやっています。このスコア表はその分を補正し、第1~第2シリーズともに規定弾数を撃った場合のスコアにしてあります。具体的には第1シリーズで2発足りず、第2シリーズで22発を撃っている場合、第2シリーズの得点から20点を引いて、第1シリーズの得点に足してあります。
第1、第2シリーズとシマヤさんが190点ペース(10発シリーズだったら95点ペース)のハイスコアで進むものの、最終の第3シリーズで力尽きたのか得点ダウン。私は第1シリーズはまあまあだったものの第2シリーズで力みが入り得点ダウン、第3シリーズで盛り返しましたがシマヤさんには追いつけず、2位となりました。今回、唯一の「ひたすらブルズアイ優勝経験者」であるヤマナカ社長は今回は得点ふるわず。トリガー位置等をAPSカップのプレート競技用に合わせたところ、ブルズアイがどうもまとまらなくなってしまった……との話でした。
優勝は559点でシマヤさん。「ここ最近、空撃ち練習だけでもいいから必ず毎日やってる成果が出た」とのコメントでした。空撃ち練習用に1挺用意して、椅子に座りながらでも普段から練習しているとのことです。APSカップ用ターゲットでいうところの「X」が「10点」、普通の「10点」は「9点」になるピンポイントシューティング用ブルズアイターゲットだけに、190点台(10点と9点が半々になるペース)を目指そうとすると、スタンスとか狙い方とか銃がどれだけ止まるかってことよりもずっと、「トリガーの引き方」が大事になってくるということなのかもしれませんね。
さて次回、5月の「ピンポイントシューティング&ひたすらブルズアイ」は、5月6日(月曜・祝日)に開催です(日曜日である5日には、私がちょっと用事が入ってしまったのでその次の日です)。みなさん、よろしくご参加ください。