これまではアナログ出力をHDDレコーダーの外部入力に繋いで見てたが、新しいスカパーチューナーの出力はHDMIなのでそういうわけにはいかない。安いHDMIセレクターが余ってたので、それを使ってHDDレコーダーとスカパーチューナーを切り替えて使おうとしたのだが、スカパーチューナーの方は問題ないがHDDレコーダー(東芝のレグザブルーレイ)の方が、ちゃんとつないでるのに画面が映らない。どうやらセレクターとの相性が悪いらしい。
「なら、ちゃんとしたHDMIセレクターを買うしか無いか」と思ったが、意外と高い。調べたら、「値段が高めのHDMIセレクター」とたいして変わらない値段で買えるAVアンプがあるらしい。「よし、じゃあ3月の無駄遣いはコレにしてしまえ!」と購入決定。
地デジが始まる前からその場しのぎで継ぎ足したり入れ替えたりしてヤリクリしてきたAVシステムだけに、ラックの後ろは実にカオスな状況になっている。映像はプロジェクターに、音はまずTVに入力してからTV背面の出力端子から出してサブウーファーを通し、そしてオーディオアンプに戻し、そこから左右のスピーカーにという、自分でもなぜそんなややこしいことをしてるのかわからない状態。TVはただの音声ON/OFFスイッチ替わりにしかなってなかったようだ(実際、TVで映像を最後に見たのって随分昔のことだ)。
特に音声の赤白RCA端子の本数が凄い。片方だけが何かにつながっていて片方は宙ぶらりんになっているのなんか当たり前で、ひどいのになると両端とも何にもつながってないコードが他のコードに絡まって宙に浮いてたりするありさまだ。今回AVアンプを導入したことによって音声はHDMIケーブルで直接アンプに入力、アンプから出力されるのはスピーカーケーブルだけという形になったので、その山のようなRCAケーブルが全てお役ご免となった。引っこ抜いては放り投げ、引っこ抜いては放り投げしてるうちにダンボール1個がRCAケーブルだけで満杯になってしまった…。
一日かけて配線のしなおしとラックの後ろの掃除をした。大量の「使わなくなった機器」が発生した。古いオーディオアンプ、使えないHDMIセレクター、壊れてほったらかしにしてあったHDDレコーダー、地デジが見れないブラウン管TV、もうすぐ放送が終わる標準画質放送しか受信できないスカパーチューナー、等々……。よくまあこれだけのものがラックの中に入ってたものだ。特にブラウン管TVなんて粗大ゴミでも捨てられないし困ったもんだ。