ルール説明といっても、競技自体は実にシンプルです。ひたすらブルズアイを撃つだけです。
使用するターゲットは、あきゅらぼオリジナルのブルズアイターゲットです。B7サイズ(128×91mm)のターゲットペーパーに、1つのブルズアイターゲットが印刷されています。
10発を「1シリーズ」と数え、ターゲット1枚を使用します。
1シリーズ(10発)の制限時間は7分です。
1シリーズ撃ち終わったら、ターゲットペーパーを交換して第2シリーズを撃ちます。参加人数が多く、一度に全員が撃てない場合は全体を複数のグループ「射群」に分け、第1射群の1シリーズ、第2射群の1シリーズ……と順番に撃っていきます。すべての射群が1シリーズを撃ち終わったら、また第1射群に戻って次のシリーズを撃ち始めます。
全員が6シリーズ、合計で計60発を撃ってその合計点で競います。
シリーズとシリーズの間のインターバルについて……上記のとおり、参加人数が多くなればインターバルは長くなり、少なければ短くなります。なのでルールでインターバルは何分という形では定めません。射群入れ替えがない(1射群で収まる参加人数だった)場合、目安としてシリーズを撃ち終わってから次のシリーズに入るまで5分程度と考えておくとよいでしょう。
銃は片手でのみ持つことができます。両手で銃を持つことは許されません。銃およびその付属品は手首から先の部分にのみ触れることが許されます。
1シリーズ(10発)が7分です。スタートの合図は、全員が準備が終わったところで「ロード……スタート」と声をかけます。「ロード」でコッキングができます。「スタート」でトリガーを引いて弾を撃つことができます。
試合開始前には無制限に試射ができますが、試合開始したら撃った弾は原則として全て点数として記録されます。試合中に試射を行うことはできません。ただ、弾を撃たない空撃ちでしたらOKです(点数としてはカウントされず、ペナルティもありません)。
一度に撃つグループを「射群」と呼びます。1射群の人数は会場の大きさや当日の人数により調整します。
第1射群の人が第1シリーズ(ターゲット1枚目)を撃ち終わったら、射手は自分で撃ったターゲットを回収し、採点場所に向かいます。次の射群の人は自分のターゲットをセットします。まずは全員が第1シリーズを撃ち終わってから、第2シリーズに入ります。
2枚複写式になっているターゲットの2枚目に付いた着弾痕を参考に、あきゅらぼ公式の採点ゲージを使って採点します。着弾痕と同心円になる直径3mmの円がラインにかかっていれば有効となります。
撃ってみたら数が違った場合……1枚のターゲットに撃ち込んだ弾数が10発より多い、あるいは少なかった場合、それが1~5シリーズ目の場合は、次のシリーズでその分だけ多く、あるいは少なく撃つことで最終的に撃った数が規定数どおりになればペナルティ無しとします。
会場内では必ずアイウェア(目を保護するもの。普通のメガネでOK)を着用してください。
ターゲット交換の時など、射線より前に出るときには必ず全員が「銃を安全な状態」にしていることを確認してください。ここでいう「安全な状態」とは、①銃口カバーをかぶせているかケースに入れている、②銃には手を触れていないという2つの条件が満たされた状態のことです。
開催される会場によって異なります。
2020年現在、メイン会場としている亀有地区センター(JR亀有駅南口・リリオ亀有7F)では、事前エントリーが必要で参加費は500円です。
「ひたすらブルズアイ」で使用できるエアガンは、以下の3条件を満たしているものに限ります。
①日本の法律に違反しないエアガン(エアソフトガン)であること
②片手で持って撃つことができるもの
③一発ずつ発射することができるもの
以上の条件を満たしていればAPS認定銃以外でも使用OKです。
使用サイトによるクラス分けはありません。ドットサイトやレーザーサイトでもオープンサイトでも、立射・片手撃ちをする限り同じ条件です。
それ以外の形、たとえばライフルを使う場合やレスト射撃をすることについては禁止にはしませんが、そのかわり「オプション参加」という形になり、表彰や順位付けからは除外されます。