結果は、うーん、さんざん? あと20点くらいは取れてるはずなんだけれど、なんか自分のなかで納得いかない外し方をして点数が大幅ダウンになってしまった。赤羽ピンポイントで10mでの精密射撃はこなしてることもあって、シルエットは(何発か外しはしたけれど)まあ自分のなかで納得できる範囲だったのだけれど、ぜんぜんターゲットが近く見えて外す気のしなかった5mで、10と8の境目あたりに超タイトなグルーピングをして、結果的に8点量産となったのとか、しばらく自分の銃のサイトが信用できなくて、どこかに引っかかって高さが変わってたりするんじゃないかと押したり引いたりしてみたくらいで。
隣になった実銃撃ちの方もおっしゃってましたが、APSカップってのは試射もなんもなしで、いきなり本番の5発を、超短い時間制限内に撃て、やり直しもなんもなしの一発勝負だってところが、「射撃の腕を試す」とか「練習の成果を発揮する」とかいったところとは別次元の「何か」を競技者に要求する側面がある大会だ。それがいいとか悪いとかじゃなくて、そういう特徴があるってことだ。そういうのとは違う、確実に自分の実力を発揮できるような「エアガンの精密系マッチ」ってのが実現できないかと思ってはじめたのがピンポイントシューティングだったりする。……別にPPSのほうがAPSより優れたマッチだなんて言うつもりはぜんぜん無い。実際にAPSが何十年もの間、何百人もの人に愛されてるのにはそれなりの理由があるのは確かなこと。
終わったあと、アレは違う、これは違う、だからダメだったのは自分のせいじゃないって文句言うような惨めな真似だけはしたくない。違うマッチなんだからいろいろと違うのは当然で、その違いに対応できるだけの力を身につければいいだけのこと。本戦形式での「いきなり全力疾走」な感じのAPS練習会にも何回か参加してみて、あらためて本戦への準備を整えようと思う。