近所の100円ショップ「キャンドゥ」で売ってた点滅LEDの自転車用テールランプ。見るからにチャチなのだが、まあ100円だしということで買ってみた。「取り付け部がヤワい」という話は既にあちこちのblogやBBSで見聞きしていたので確認してみる。
構造としてはテールランプ本体に付いているクリップに自転車側に固定する部品をパチッとハメ込むだけのもので、確かにこれは「走ってたらいつのまにか取れてた」ってことになるなーと納得。ならばネジかなにかで固定してやろうと、クリップ部を引っ張ってみると。
「めきっ」
と、いともあっさりとクリップがヘシ折れてしまう。弱すぎ。仕方ないのでクリップ部は取り除き、自転車への固定部品を直接本体にネジ止めしてみることにする。こういうときに、かつてハマったことのあるミニ四駆の工具や部品類が役に立つというものである。
さて、2本のネジでしっかりと本体と固定部品を留めたところで、自転車への取り付けを行う。輪っかになってる部分を自転車の適当な円柱部分に巻き付けてネジを締め込んで固定する。ネジを締める……と、
「めきょっ」
と、いともあっさりとネジが固定部品を貫いてしまう。弱すぎ。仕方ないので付属してきた固定部品は諦めることにする。CATEYE(真っ当な自転車用のアクセサリーブランド)のテールランプを買ったときに付いてきた固定部品が余っていたので、それを流用することにする。というかちゃんとしたテールランプがあるならそれを使うわな、普通。ここまで来ると半分は意地だ。
同じプラスチック製でも、エンジニアリングプラスチックというのだろうか、頑丈さは100均のものとは比べものにならない。相当な力で締め付けても壊れそうな気配もない。流石だ。
あまりのヤワさと、取り付けに必要だった補強の手間を考えると、素直に1500円ほど出してCATEYEあたりの製品を買うのが利口だな、というのが取り付けてみての感想である。