同じ日に、JASG主催の公式APS練習会ライフル部門が開催されていました。以前、同じような日程でのピンポイントシューティング開催となったときには、かなり悲しい結果になったという「実績」がありまして今回もハラハラだったのですが、嬉しいことに立派にマッチとして成立するだけのご参加をいただきました。ありがとうございます。
今回からAPS競技銃を使用されている尾祭男こと尾川屋さん。ガスリボルバーや、KTWの二次戦モノのボルトアクションなんかを使いながらも上位に食い込む驚きの男が、ついに本格的な競技銃を手にしました。一足先にAPS-1グランドマスターを手にして驚異的なスコアアップをみせているかぢや氏に対してライバル心をむき出しにして(ちょっと誇張表現あり)勝負をいどみます。その結果やいかに!
ブルズアイ、プレートと終えた所でほとんど得点差がない状態になり、先に打つ尾川屋さんはKYLを堅実に2・8・10の3つの得点だけをゲットして終了。「勝つためにはギャンブル性の高い20点ターゲットに挑まなざるを得ない」というプレッシャーをかけた状態でかぢや氏の結果を待ちます。しかしかぢや氏はプレッシャーに負けない! 堂々のKYL満射で勝利をもぎ取りました。
さて、リザルトには載せていませんが終了後に「シュートオフ」のテストマッチを行いました。マルゼンから発売されている「エレクトリックブルズアイターゲット」を2つ使用して、2人並んで同時に1発だけ撃ってスコアが高かった方が1ポイントをゲット、それを繰り返して3ポイント先取したほうが勝ちという形でトーナメント戦を行うというものです。
今回は5名だったので、2位 vs 5位、3位 vs 4位で準々決勝、その勝利者どうしで準決勝、その勝利者と1位で決勝という形でやってみました。準々決勝、準決勝は比較的あっさり結果が決まったのですが、問題はかぢや氏と私で行った決勝でした…。こういう一発勝負的な、普通の人だったらプレッシャーに負けそうな場面になると彼は強い。ひたすら10点を連発します。私も頑張りまして、かなりの弾数を「同点、引き分け、どちらにもポイント無し」で撃つことになって、いつまでたっても決着がつきません。最終的には私が焦って5点を撃ってしまい(かぢや氏は10点)、かぢや氏の勝利となりました。
今回のシュートオフテストマッチで分かったことは二つあります。マルゼンのエレクトリックブルズアイターゲットは意外と柔く、10点圏に貼ってある黒いゴムシートがすぐにはじけ飛んでどこかに行ってしまうということ(これは改めて接着し直すことでなんとかします)。もう一つは、3ポイント先取だと実力が伯仲したときにいつまでたっても結果が決まらずに極めて長期戦になってしまってダレること(これは2ポイント先取制にしてもう一度試してみます)。
今週末の日曜日(3月4日)に赤羽フロンティアで開催するPPSでも、このシュートオフは試してみたいと思っていますので、ご参加よろしくお願いします。