Categories: トイガン射撃

第43回・新宿PPS結果

本日(1月28日)、新宿Target-1にて第43回目となるピンポイントシューティングが開催されました。
※協賛:ノーベルアームズライフルショップエニス銀座銃砲店フリーダムアート 協力:新宿Target-1

今回は、嬉しい嬉しい初参加の方がいらっしゃいましたが、精密系の射撃にはあまり慣れていらっしゃらなかったようで、その上に精密射撃にはあまり向かない銃だったこともあり、スコア的にはかなり苦戦されていました。どうかこれに懲りずに、ぜひまた参加してください。誰でも最初はそんなもんです!

その一方で、これまでガスブローバックをメインに使用されていた方がAPS専用銃に持ち替えて片手撃ちに挑戦してくれたりと、すごく競技っぽい流れもありました。もちろん、ガスブロでの参加も大歓迎ですよ!

APS銃がずらりと並びます。ただ、「片手で撃つのは初めて…」という方も多く、スコア的にはもうちょっと上が狙えそうな感じではあります。慣れると、片手で撃っても両手で撃つのとそれほど変わらないスコアが出るようになるんですけれどね。

片手撃ちというと、「なんでわざわざハンドガンをそんなヘンな撃ち方しなきゃ…?」と思われてしまいがちですが、実はそもそもの話としてハンドガン(拳銃)ってのは本来片手で撃つもので、両手で構えて撃つほうがイレギュラーというか「変則的」な撃ち方だったりします。信頼性が高く装弾数の多い自動拳銃が実用化されてきたのに合わせて、それを両手で構えて反動を押さえ込みながら正確に素早く連射する、というような技術が確立され始めたのは1970年代、銃器の長い歴史からすると「つい最近」といっていい時代ですね。

まあそういう事情もあって、拳銃射撃というと片手で撃つものという伝統が残っているわけです。長い年月をかけて蓄積されてきた技術体系というものもありますので、十分に熟練すれば拳銃に限っては片手撃ちと両手撃ちで大きな違いはない(人によっては、片手撃ちの方が精度が出ると言う人もいるくらいです)ようにはなっています。

余談はさておき。第43回の新宿PPSでは、前回「物凄く長いハイキャパカスタム」で参加されていたエダムラさんがKSCのAP210Sでフリークラス優勝。プレシジョンクラスでは、「蒼いM92F」使いというイメージがウリのかぢやさんがAPS-1グランドマスターを使用、初のプレシジョンクラス優勝となりました。おめでとうございます!

次回の新宿PPSは、2月最後の土曜日となる2月25日、お昼から開始です。よろしくお願いします。

池上ヒロシ

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