Categories: 実銃射撃

久々の表彰台(全関東AP)

長瀞射撃場で全関東AP。事実上、今年最後のエアピストルの試合になる。

なんか、今年は全般的にぜんぜんダメだった。練習していて良い感触はつかめているのに、点数を取ってみると大きなミスショットが連続して足をひっぱり、540点にも届かないような試合すらあるようなありさま。APを始めたころよりずっとヘタになってしまっていた。

ところが今日はそうでもなかった。トリガーを引いて撃ったときの感触が妙にピシッと鋭い。トリガーを引いたときに銃が「ぐにょん」と動いて弾がとんでもない方向に飛んでいってしまう、みたいなことがあまり起こらない。ダイレクトに反動が手のひらから肘へと真っ直ぐ伝わってきて、銃が変な方向に動いたりしない。

なんでだ…? そうか、もしかして、弾を変えたからじゃないか!?

実は昨年の末に、AP用の弾を缶5個ばかりまとめ買いした。それも同じ重さじゃなく、直径が異なる3種類を取り混ぜる形で。直径が違う弾を撃ってみてどうなるかとか、レストしてグルーピングをとってみて相性がいい弾を探してみようとか、いろいろ考えてはいたんだけれどなかなかヤル気が出ずに、普通に手にとった缶から順番に使ってるような状態だった。その最後に残った1缶が4.49mmの弾。ほかに4.48mmと4.50mmがあって、今年1年、得点が出ない出ないって悩んでたのが4.50弾だったのだ。
※全てH&N Finale MatchのPistol弾(青缶)。

重さは全部同じ7.0グレインなので初速とかはそれほど変わらないハズ…なのだが、ここまで撃った時の感触が違うとは! 面白いように弾が真ん中に当たる。たまに調子こいて撃って大外ししちゃうこともあるがそれでも8点には収まる。前回までのように頭を抱えて座り込んで「もう…射撃やめたい…」とか泣きそうになるようなミスショットは、もう出そうにない。

4段は賭けてなかったけれど、終わってみたら「賭けてたとしたら1点足らずに泣くことになった点数」だった。まだまだって感じだけれど、それでも今年1年の不調の原因が分かっただけで大収穫。ついでに3位に入賞して賞状と賞品(銃砲店で使える商品券)もいただけた。これで弾をいっぱい買っていっぱい練習して、来年こそは装薬ピストルだ!

池上ヒロシ

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