Categories: トイガン射撃

第9回・赤羽PPS結果

※協賛:ノーベルアームズアームズマガジンライフルショップエニスフリーダムアート 協力:赤羽フロンティア

超大型台風が迫ってるとのニュースを見ては、無事に開催できるだろうか、開催できたとしても人が来てくれるだろうかと心配で心配でごはんを思わずおかわりしてしまうほどだった本日の赤羽ピンポイントシューティングですが、夜が開けてみれば実況天気図がウソのような良い天気、参加人数も10名と盛況でした。ありがとうございます。とはいえ台風の影響で電車が止まったり高速道路が通行止めになったりしたため、遠方から参加予定だった方が無理になってしまったりと残念なこともあったとのこと。ピンポイントシューティングは毎月同じように開催し続けますので、また機会と意欲がありましたら予定に入れていただければ幸いです。

さてマッチ内容のほうですが、目新しい銃を使用されている方の率が多くそれぞれの銃の性能に心惹かれる展開となりました。JANPSに向けてカップガンのカスタムの煮詰めに入っているイシダさん、いつもガスブロやエアコキのM92Fを使っていることが多いカヂヤさんはAPS-1グランドマスターで参戦、ヒロイシさんは箱から出したばっかりっぽいAPS-2ORを調整しながら使用、グランドマスターを使うシマヤさんは競技開始直前にシアスプリングを飛ばしてしまうトラブルに見舞われるなど、いろいろ波乱がありました。私も、APS-3がまだ戻ってこないので今回はマルイのVSR-10で参戦です。ライフル立射はほぼ素人で当てる自信なんか全然ないんでバイポッド使っての射撃となります。

プレシジョンクラスの優勝は武田さん。一見するとアンシュッツのエアライフルにしか見えないアルミストックに据え付けられたAPS-2は、あとで撃たせてもらいましたが実に構えやすく撃ちやすく仕上がっています。なにより見た目が美しい! 寄せ集め感が全然なく、最初から全ての部品がそうあるべくしてそこに据え付けられているかのような一体感があります。競技には使用されていませんでしたがマルイのハイキャパをカービン化したものも持ちこんでいられましたが、カーテンレール(?)や自転車のクランクなどの部品を寄せ集めて作られているにもかかわらず、専用のカスタム品に組み込んだかのような仕上がりで驚かされました。

いつも安定した高得点を撃つタカハシさんは、競技中に緊急の電話がかかってくるというアクシデントがあり大幅点数ダウン。スコープの調整をしながらの射撃となったヒロイシさんもさすがに点数が伸びません。そんな中、ただひとり少々居心地が悪い思いをしながらバイポッド射撃をしていた私ですが、委託射撃なら満点が出るかとおもいきやそうでもなく、立射で撃ってる武田さんに及ばない点数となりました。トリガー引いた直後に前進するピストンが生み出す衝撃で銃が不規則に動いちゃうんですねえ。確実にもっと高得点を撃とうとするなら、スライドレール式のベンチレストを使うとか、固定式のハリスバイポッドじゃなくスイング式のベルサポッドにするとか、道具の方で工夫する必要があるかも…。

今回、フロンティア様より提供いただいたスペシャル賞品は、マルシンの8mmガスリボルバー、M60(Xカートリッジ仕様)でした。くじびきの結果、見事にそれをゲットしたのはイシダコウイチさん。早速、「こんどのリボルバーマッチ」に向けて競技終了後のレンジにて調整に入っていました。シルバーのJフレーム小型リボルバーから8mmの巨大なBB弾が迫力の発射音を立てて飛び出していくのは、やっぱ格別の魅力がありますね。

さて次回の赤羽PPSは、予定通り第一週の日曜日となる10月2日です。今年中は12月まで同様に第一週日曜日に開催となります。ご参加お待ちしております。

池上ヒロシ

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