毎度おなじみのピンポイントシューティング、今月も最終土曜日となる28日に新宿Target-1にて開催されました。
※協賛:ノーベルアームズ、アームズマガジン、ライフルショップエニス、フリーダムアート
協力:新宿Target-1
この時期は少なくなりがちだとはいえ、参加人数は私を入れて9名。存続が危ぶまれるってほどじゃないですがもうちょっといっぱいでもいいかな、なんて思ってしまったりする昨今です。継続は力なりとはいえ同じことをずっと続けるだけでも飽きられてしまいますし、なにか新しい要素を加えることを考える時期に来たのかも知れない、なんてことを考え始めたりしています。
とはいえ新規参加の方も一人いらっしゃるなど広がりを感じさせてくれるところもあり、励みになります。開催場所に使わせていただいているTarget-1の徳原さん(皆さんには「徳さん」と呼ばれて親しまれています)が、ことあるごとにこのマッチのことをお客さんに話して参加を勧めてくださっているようで、ほんとにありがたいことです。
普段、Target-1にて開催している「いつでも参加OK」のマッチは「何発撃っても構わないから、とにかく全部倒す、それもできるだけ早く」という性格のものでそれはそれで面白い(また上位を狙おうとすると特別な技術や、エアガンのチューニングが必要になってくるので意外に奥が深い)世界です。「時間はたっぷりかけていいから、1発1発を可能な限り丁寧に、全身全霊をかけて正確に撃っていく」というタイプのピンポイントシューティングは、それとは対極に位置するようなマッチですが、それでも「ターゲットを狙って正確に撃つ」という基本のところは変わらないわけです。エアガンの、「パンパン撃って、遠くにあるモノがカンカン音を立てたりバシバシ倒れたりする」という楽しさを知ったところからもう一歩進んで、ターゲットを狙って正確に撃つという技術を磨いていく面白さを体験するその選択肢の一つとなれたら幸いです。
さて今回のマッチですが。いわゆる「いつもの上位陣」がだいたい均等にハンデを背負って結果的に同じ位置スタートっぽい形になっています。ブルズアイの点数もほぼ横並びとなり、プレートを何枚倒すかで勝敗が決まる形となりましたが、見事に5枚全部を倒し先月に引き続き2回連続の満射となったヒロイシさんが2位以下に大きな差を付けての優勝となりました。しばらくぶりの参加となったアタラシさんもかなり健闘したものの惜しくも2位。前回優勝のユガワさんはプレートでのミスが響き大きく順位を後退させることとなってしまいました。
「外し始めると、もうなんかどう撃っても外してしまう気がする」という、いわゆる「ギリギリで10点に入らない地獄」とか「9点地獄」みたいなものがあります。長時間を掛けてたくさんの弾数を撃つ実銃の試合でもそういう局面に陥ることは良くありますが、「当てたい」という気持ちが先走りすぎるとサイトから意識が離れてターゲットに行ってしまい、それが正確なエイミングを阻害し僅かなズレに繋がってしまう、とかそういうのが原因なんじゃないか…なんて思うんですが、こういうときって決して調子が悪いわけでもないのでなかなか点数を復活できなくて苦しむんですよねえ…。
さて、次回のピンポイントシューティングは予定通り最終土曜日の28日、新宿Target-1にて開催です。「エクストラステージ」的な扱いで、制限時間短め(2分程度を予定)の3ステージ目を追加することも考えています。詳しい内容は来月の上旬中に当サイトにて発表しますのでお見逃しなく!