今回で22回めとなる亀有ピストル練習会が、先日の日曜日(22日)に亀有地区センターにて開催されました。今回と、そして次回(9月5日)がAPSカップ本大会に備える正念場としての練習会となるつもりだったのですが、本大会が残念なことに1年延期となってしまい、9月中旬の予定がぽっかりと開いてしまいました(他にもいろいろと9月の大会予定はあったのですがことごとく中止が決定)。定めていた目標が遠ざかってしまってモチベーションがあやふやになりそうな日々ですが、せめてできる範囲のことということで本来ならAPSカップ本大会が開催されていたはずの日程に合わせてオンライン大会を開催したいと思います。それについて詳しくは後ほど。
まずは8/22の練習会から。午後1:00から「ひたすらブルズアイ」、午後5:00から(場合によっては4:00から)「ひたすらプレート」という2つの試合形式での点取りを行いますが、それ以外は基本的にフリーの練習時間です。「ひたすら」には参加されていませんが午前中は、初めてピストル射撃をするという方がお二人参加していただけました。レンタルのAPS-3で、基本的な銃の使い方や狙い方、安全についての注意事項をお伝えした後は、ほぼ放置というか自由に撃っていただく形です。トリガーの引き方がーとか銃の握り方がーとかあれやこれやと口を出したい気持ちをぐっとガマン、教え魔になっちゃいけない、けれど聞かれたらいくらでも答えますよというスタンスです。楽しんでいただけてれば幸いです。
ひたすらブルズアイの結果です。黙々とSCATT練をされていたヤマモトさんがハイスコア連続。数字で出てるスコア以上にグルーピングがすごく小さくなってます。第4シリーズでは驚異の98点、はっきりいって採点がものすごく楽です! これは560どころか570くらい行くのではとも思えたのですが、第5・6シリーズで失速してしまいました。「なんか、いろいろ余計なこと考えてしまった」とのコメントがありました。
つづいてひたすらプレートの結果です。点取には参加されませんでしたがプレート練には参加された方はけっこういらっしゃいました。
速射競技は「型」を身につける競技であり、型を身につけるには同じ動作を何百回も繰り返して身体に覚え込ませるのが最速最短の方法である、というプレート講習会で聞いたことをベースに、「同じ場所にあるプレートサイズのペーパーターゲットに対して15発を撃ち続ける」という練習方法を考えたのが昨年の10月、いただいたご意見をもとに上中下段の3種類を用意してそれぞれに15発ずつ、合計45発を撃つ「ひたすらプレート」を始めたのが今年の5月になりますが、APSカップ本番での成績につながるかどうかを確かめる絶好の機会が1年先延ばしになってしまったのは残念です……。
今回の「ひたすらプレート」で抜群の成績だったのはTobby_Sawadaさんです。「フツーに撃てば満射トーゼンですよ」な感じです。いや、そんなことは本人はおっしゃってませんが。「トリガーラーニングデバイスDXの効果が出ました、これは効果抜群ですよ!」というのは、これは本当に言っていただけました。APS本大会で、待機時間中にコレ使ってトリガーの感覚を呼び起こしておけば本番ですごくうまい具合にトリガー引けるはずだと……本大会の延期が発表されてしまって効果の程を全国の皆さんにアピールできる機会が遠のいてしまったのが返す返すも残念です。
さて、次回の亀有ピストル練習会は9月5日、北集い交流館にて開催です。シルエット(ペーパーターゲットのみ)を6~10mまでフルで撃てる環境ということで本番直前のシルエット照準チェックに是非……と思ってたのですが……。
そして、それとは別にAPS本大会が開催されるはずだった9月18~19日を中心とした2週間、第5回となる「ひたすらブルズアイ・オンライン」を開催します。同様の企画はたぶん他のAPSシューティングクラブさん達も開催されるのではないかと思われますので、9月中旬は「何もすることなくて気が抜ける」どころか、「参加したいマッチ(オンライン含む)がたくさんありすぎて大変!」になるんじゃないでしょうか!?
※ひたすらブルズアイ・オンラインについて、エントリー方法やルールなど詳しいことは後ほど発表します。参加のために必要になるターゲットや、あったら便利なターゲットBOXなどをセットにしたスターターセットの限定特価販売も考えてますのでお楽しみに!