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7月23日のスポーツの日。オリンピックの関係で年が始まる直前に急遽決まった祝日です。7月は地区センターの予約争奪戦が激しく、いつも借りてる第2会議室は（じゃんけん連敗で）全く取ることができませんでした。唯一空いていたのが23日の第1会議室でした。
広さや形は第2会議室と全く同じであることは確認済だったので油断していましたが、壁への被弾を防ぐためのネットを吊るしている壁際のレール（ピクチャーレール）の配置が違うという罠がありました。入って奥側の壁際にはレールがなく、左右だけにあるという形だったのです。なので第2会議室のように「手前から奥に向かって撃つ」という形のレイアウトができず、「左から右に向かって撃つ」形になるように配置せざるを得ません。
となると問題になるのが右手前側の待機場所です。射線より前方に人がいる形になってしまうため、何らかの形でレーンを区切る防弾ネットを配置して安全確保する必要があります。ネットは北集い交流館でのシルエットレーン区切り用として購入したものを持ってきているのでそれが使えます。問題はどうやってそれを吊るすためのポールを立てるかという問題です。
10時になるのを待って2F下のダイソーに向かい（地区センターは7F、ダイソーは5F）、長さ180cmの園芸用ポールを4本と、強力そうな洗濯バサミ4点セットを購入します。園芸用ポールを余った机（折りたたんだ状態）に養生テープで貼り付けて立てて、ポールの先端にネットをクリップで挟んで固定。しめて500円で射撃レーンを区切る防弾ネットが完成しました。
予想以上にうまく行ったので自分でもびっくり。このやり方がアリなら、ネットとポールを持っていくだけで、壁際のレールがないスペースにレーン区切りネットや壁への被弾防止ネットを張り巡らせることができるようになりますから、会場候補となるスペースの選択肢がぐんと増えます。クルマを使わず台車で運べる荷物だけで、APS全ステージの練習が可能な練習会場を作り上げることも可能かもしれません。
タイムスケジュールはいつもどおり、午後1:00からひたすらブルズアイ、午後5:00からひたすらプレートの点取り、それ以外はフリー練習タイムとなっています。まずはひたすらブルズアイの結果から。
いかがでしたでしょうか。納得いく結果だった方、どうにも満足できない結果だった方、いろいろいらっしゃるとは思いますが、結果を次に活かしていただければと思います。
私は……本戦準備モードということで、しばらくぶりにMG5グリップ装着のAPS-3に戻してハイスコア狙いに徹した成果がそれなりに出ていて、このくらい撃ててればまあ大丈夫かなーとか撃ち終わった後は思ってたんですが、この記事を書く直前までライブ中継してたオリンピック男子10mピストルを見てたら、「こんなんじゃぜんぜんだめじゃん……」って打ちひしがれてます。ファイナル（上位8人）に出るための安心ラインの目安としてシリーズ97点平均というのがある中で、「8点撃ってもシリーズ97に持ってくるウクライナのパブロ・コロスチノフ」とか「序盤に失敗してほぼファイナル絶望となった状態で最終シリーズ怒涛の8連続10点を撃つ韓国のJin Jong-oh」とか見せられて、「97点平均か～」とか思いながら自分のスコア見ると、その届いてなさにガクゼンです。
次にひたすらプレートです。APSカップのプレート競技で使うのと同じ大きさに印刷した紙ターゲットに対して、下段の大プレートに15発、中段の小プレートに15発、上段の小プレートに15発、合計で45発を公式のプレート音声の指示にしたがって射撃し、合計で何発当たったかで競うというものです。
これをやり始めて今回で6回目。プレートに絞って集中的に練習するようになって、少なくてもこの方式でのプレートターゲットへの命中率は最初の頃に比べたら格段に良くなりました。前は半分も当たらないくらいでしたが、なんとか「ミスをしなければ当たる」というレベルにまでは持っていけたような気がします。あとは「型」をもっと確実に身についたものにして、「ほぼ確実に当たる（それもプレートの中心あたりに集まって）」ってくらいまで頑張って、余裕を持ってAPS本戦のプレート（あとはグラマス決定戦にも）臨めるようにしたいものです。
さて、次回の亀有ピストル練習会は1週間後の日曜日、8月1日に北集い交流館にて開催です。いつもどおり全館貸切になっています。暑い盛りですが涼みついでのピストル三昧な一日を楽しむために、ぜひ亀有までどうぞ！