APSカップの「シルエット」で10mのスチールターゲットをカンカン当ててる人なら、満点とはいかないまでもそれなりの点数が出るはずの点数配分となっています。当たったか/外れたかのスチールターゲットだと分かりづらい、「自分の撃つ弾は、10mだとどのくらい当たるのか/散るのか」ということが、ペーパーターゲットを撃つことで改めて確認できます。銃の精度&自分の腕の再確認のためにも、ちょいとトライしてみてはどうでしょうか?
さて私の近況ですが、先週と今週と土曜日は2連続で実銃(エアピストル)の試合で、長瀞と朝霞に行ってきました。両方とも天気予報は雨降りだったので電車や自転車やバイクは使わずに今年の2月に買ったばかりの「中古のBMW」で遠征です。所要時間を読み間違って両日とも開始時間ギリギリでの到着となってしまいました。
関係ないですがどこぞの掲示板で、とある鉄砲ライターさんのことが「中古のBMW乗って空威張り」とか書かれてまして、「あれ、これって自分じゃないよね」とか思ったり。たまたま被ってたんですかね。まあ、私の買った車はどう間違っても自慢したり威張ったりするような対象にはなりませんが。「ライター稼業やってると、2ちゃんで叩きスレが立てられるようになってからが一人前ですよ」みたいなこと言われたこともありますが、なんか私ってネットやら掲示板やらで名指しで叩かれることってあんま多くないんですよね、せいぜい「アニオタうぜえ」くらいなもんで。まあそれは事実なんでどうしようもないですが。
さてピストルの話にもどります。長瀞での東京都春季も、朝霞での全国夏季ピストルも、4段点にはちょっと届かないなあ、といった感じで終了。「はじみつ」連載を期にトリガーの引き方を「じわじわじわーっと力を掛けていってシアを切る」という引き方ではなく、「サイトが10点圏に入ったときに、積極的に途切れなく引く」という引き方に変えました。基本的にはいい感じで、9点圏、それも8点と9点の境となるラインを切らない範囲での9点圏にはほぼ集まるようになり、それがそのままずっと続けば点数的には570点ペースなのですが、ときおりトリガーを引いたとたんに銃が物凄い勢いで暴れて弾がとんでもないところに飛んでいってしまう、ってことが起こり、60発撃ったトータルだとそれほどでもない、って感じになってしまいます。
銃が暴れて、といっても反動だとかそういうので暴れてるわけじゃなく、トリガーへの力の入れ方がまずい感じになってるんですね。綺麗にトリガーシューに指が当たってまっすぐ後ろに引けたときは弾が発射されてもサイトがほとんど動かないんですが、妙な感じに力が入ってしまうとサイトがぽーんってどっかに飛んでいってしまう。「綺麗に指を当ててまっすぐ後ろに引く」って感覚をまだまだ自分のものにできてない、それがいまいち点数が上がらない理由になっているっぽいですね。
トリガーが上手く引けないときは、一度トリガーを重くして練習してみるといい、とか教本には書いてありました。今日の試合が終わったらしばらくAPの試合が無いので、ちょっと銃をいじって試してみようかと思います。