2013年に秋月のキットを使って自作したカウントダウンタイマー。当時請け負っていたサバゲフィールド運営の際に残り時間を掲示するのにも使っていたため、電源がない場所でも使えるようにする必要があり、どこのご家庭にも一つ二つは転がっているであろう電動ガン用のバッテリーを電源としていました。
サバゲからすっかり離れてしまい、たくさん手持ちにあったバッテリーが次々にお亡くなりになっていく中、もっとも初期に購入したニッカドバッテリーだけは元気なままで、ずいぶん長いことこのカウントダウンタイマー専用バッテリーとして活躍してくれました。「昭和のころから使ってるかも」とか以前どこかで言ったことがありますが流石にそれは言い過ぎで、けれどおそらく1990年代のはじめごろに購入したものなのでそれほど大きな嘘にはなってないと思います。欠点も多いニッカドバッテリーですが、耐久性の高さって点だけを見れば数ある二次電池の中でもピカイチですね。
しかしさすがに30年近くも使い続けてれば寿命を迎えたようで、充電器につないでも一切充電できなくなってしまいました。もしかしたらまだ使えるバッテリーが他にもあるかもと思って、すっかり引っ張り出すこともなくなっていたサバゲ装備を引っ張り出していくつかバッテリーを発掘し、充電を試してみましたが、何年もほったらかしのバッテリーがそんなことで復活するはずもなく。
これはもう、観念してAC電源仕様にするしかありません。もともと要求電圧は12Vなので、ライティングユニット用の電源から分岐するだけでOKです。タイマー内から基盤をひっぱりだしてバッテリー用コネクターへつながる配線を外し、AC電源用の丸コネクターに付け替えるだけで作業完了です。これで電動ガン用バッテリーを月に何回か充放電する作業からもおさらばです。
ただそれだけなんですが……。かつては深く関わってたサバゲ界隈とのつながりが少しずつ消えてくみたいでちょっと寂しく感じるところもあったり。この先、例えばふと思い立ってどこかの定例会に参加してみようとか思っても、まずはバッテリーを買うところから始めないとならないわけです。いや、そもそも手持ちの電動ガンが動くかどうかすら現時点ですでに怪しいかも……。