新型コロナウイルス感染症へのアラートも少し緩和されまして、スポーツイベントを開催するときは、①十分に互いの距離をとり、②換気をして、③できればマスクをすること、という3つの条件を守るようにという形になりました。これまで「ひたすらブルズアイ」は撃つのにあまり広いスペースが必要ないので狭い場所でも大人数のシューティングマッチが開けます、というのを強みにしてきましたが、これからはそうはいかず、ある程度広い場所でないと開催しづらい時代がくることになりそうです。
なので、以前から考えていた葛飾区の公共施設をお借りしての開催を試してみることにしました。普段は、ご高齢の方々が生花だとか詩吟だとか大正琴だとか俳句会だとか、そういうのに使われることが多い場所のようですがこのご時世でキャンセルが続出していて空きがあるようです。「エアガンでの射撃スポーツをやるイベント」という名目で通るかどうかが不安だったのですが、「これは埼玉県で開催しているイベントの写真なんですが……」と言って富士見APSさんの会場写真を見せたら、一発で通りました! ここが一番苦労するところだと覚悟してたのでびっくり! 先達とか前例があるというのは物凄く強みになりますね! 感謝です!
今回は初開催、会場の下見はしましたが射撃レーンの設置のテストなんかはできるはずもなく、ほとんどテストマッチに近い状態での開催でした。参加していただいた皆さんの協力のおかげで実にスムーズに会場設営も撤収もできまして、本当に感謝です。BB弾回収タイプのターゲットを使用しましたが若干のBB弾の散らばりは生じます。けれど撤収時には頼む前から皆さん這いつくばって「一つたりとも見逃さぬ」という気合いをもって床面を徹底捜索してくれます。歴戦のエアガンイベント参加者です……頼りになります!
といっても「いつも見る面々」ばかりというわけではなく、初参加の方、それもこういったエアガンを使った射撃競技の集まりに来ること自体が初めてという方もいらっしゃいました。ありがとうございます! エアガンシューティングのイベントではお約束になっている「射座に立つときは必ずアイプロテクションをすること」というのをアナウンスし忘れていまして、初参加のお一人には急遽下の階にあるダイソーにて度なしサングラスを購入していただくことになってしまいました。すみませんでした。
念には念を入れようということで、基本ずっとマスク着用で過ごしていただきました。正直息苦しかったとは思いますが……激しい運動をするスポーツではないのでなんとか耐えられるレベルで済んだようです。それにしてもこの会場、明るいです! いつもは眩しく見えてしかたのないライティングユニット装備のブルズアイ・ホームトレーナーですが、ここで撃つと(部屋が明るいので相対的に)薄暗く見えてしまうほど。アイリスシャッターを使わずに普通の眼鏡で撃ってもターゲットもサイトもハッキリ見えるくらい明るいのはびっくり。
朝から晩までずーっと撃ちっぱなしというわけではなく、射撃技術や用品に関する情報交換も活発に行われました。得るところが多い練習会になっていると嬉しいのですが、いかがでしたでしょうか……。ブルズアイ射撃の練習&記録会を開催する会場としては、思っていた以上に絶好の環境でしたので、なんとかまたここを借りて同様のイベントを開催したいと思います。
できることなら、終わった後に飲みに行こうぜーみたいなこともしたいところですが……。このご時世それはちょっと止めておいたほうが無難かなーってことで今回はガマンしました。次回開催時にはそういうこと気軽にできるような世の中になってるといいですね!