パソコン環境を移動したり、祖母の墓参りとかしてたのでアップが遅くなりました。5月1日に赤羽フロンティアにて開催されたピンポイントシューティングLのレポートをお送りします。
雨が降るか降らないかと微妙な空模様の日曜日に開催となった第5回のPPS-L。どうやってシューティングレンジとして使っていくかということ自体が試行錯誤中のフロンティアビル2Fに新規オープンしたシューティングスペースが開催場所となりました。広さは申し分なく、全長もいっぱいまでとれば16mくらいは行けそうな、東京23区内にあってJRの駅から歩いてすぐの場所にあるシューティングレンジとしては破格の好条件が揃っています。ここでシューティングイベントをやってみたい、という方がいらっしゃったら、どんどんフロンティア射場長さんまで問い合せて、熱意をアピールしてみましょう!
今回、純然たるハンドガンでの参加はAP200Sのセキさんと、APS-3の私のみ。カネコさんはAPS-3使用ですが、アルミ板を折り曲げて自作されたストックを使ってライフル化したもの。非常にレベルの高い金属折り曲げ加工でして、本人は「特別な道具は使ってません、簡単なもんです」と言いますが、絶対そんなことない!単に曲線で曲げるだけじゃなくねじりまで入っていて、それでいて歪みとか全然ないあたり本職さんの香りがします。草の根マッチではこういうカスタムを見れるからたまりません。ハトリさんの使うFALも、一見するとフツーにオプションが沢山付いた豪華カスタムに見えて、精密射撃用に特化したチークピースやバットプレート、フォアエンドレイサーなどが取り付けられており、見る人が見れば「この銃、只者じゃない」とわかる仕様。その射撃音はまるでBV式のガスガンのように鋭く、電動ガンにありがちなトリガーを引いてから弾が発射されるまでのもたつきが皆無です。
そんないろんなカスタムが大集合して始まったPPS-Lですが、ブルズアイでトップスコアになったのはなんとハンドガンユーザーであるセキさん。85点という、5mでのPPSでも十分に上位を狙える点数です。一方、最下位スコアとなったのは同じくハンドガンユーザーである私! 開始前の練習タイムでは、中心より少し上にズレてはいたもののなかなか良いグルーピングを見せていたので「今回は行ける!」という手応えを感じていたし、実際に撃ってるときもそんなにミスショットしたって感触はなかったのだけれど、的の所まで行ってみると0点連発のひどいもの。うーむ、これは…。自分の腕だけじゃなく銃のほうを疑う必要が出てきてしまったのかもしれない…。
プレートでは、イシイタケオさんが、直前に行った練習でパーフェクトの5枚落としをして、その勢いで本番でもパーフェクトなるかと思ったのですが、2枚を外して30点。となりで撃っていたケイコさんは4発を撃って3枚を落とし、残りの1発を当てれば10点リード。プレッシャーがかかる状態で何度か構えなおしをし、時間をいっぱいに使って撃った弾は見事にスポンジを撃ち落とし40点の獲得となりました。
KYLでは、「あと1mm、いや0.2mm内側に入っていれば…」という着弾が連発、0点スコアが並ぶ結果となってしまいました。
終わってみれば、プレシジョンクラス、フリークラスともにイシイタケオさん、イシイケイコさんが優勝となりました。次こそは勝ちたい、勝たないまでもハンドガンでここまで追いすがられてしまうとはと脅威を感じさせるくらいのスコアを出してやりたいと思いつつ、結果表を見ると自分のスコアが相手にもならない数字にしかなっていなくてしょんぼりです(笑)
終了後の抽選会。PPSでは賞品の分配は順位には関係なく、完全ランダムのくじびきにて決定しています。今回の目玉はなんといっても赤羽フロンティアさんから提供のドットサイトです。せっかく賞品としていただいたものなので、「はいこれが賞品です」ってお渡ししてそれで終わりというのももったいないですから、その場で超特急で数枚だけ写真を撮影しました。簡単なレポートができるくらいの写真は抑えましたので、次回のエントリにて詳しくリポートします。
さて、次回のピンポイントシューティングは、新宿Target-1にて5月28日の土曜日に開催です。そういえばTarget-1にて開催中のチャリティーマッチ、私がかなりのハイスコア(と自負している)スコアを出したにもかかわらず、今日にはもうそれを上回るハイスコアが出てしまっているとのこと。残念、1回のトライで賞品ゲットなんてのはいくらなんでも虫が良すぎたようです(笑)